1741「昔の仲間、神田神社、ニコライ堂」(58日(水)晴れ)

 

神田明神は、1616年江戸城増築とともに、現在の地に遷座した。

江戸三大祭は、神田祭り、日枝神社の山王祭、もう一つは富岡八幡宮の深川八幡祭り、あるいは浅草神社の三社祭りとか。

境内は昨年文化交流館などがオープンし、益々にぎわっている様子。

早めに行って、ぶらぶらしていると声をかけられた。aさんである。やがてbさんも向こうから現れた。aさんが珍しくカメラを持ってきていて神輿の前で撮影など。

「きゃり」は神社の前、タイメイビルにある蕎麦屋。聚楽の系列らしい。

きやりは木遣りで本来は神社造営の神木などの建築用木材をおおぜいで運ぶときの労作歌。最近はコマーシャルなどにも使われていて有名とか。

d君はタイメイビルにある会社で顧問のようなことをやっているらしい。今日はどこやらに出張した帰りの様子で背広姿。やがてc君も現れて全員集合。

いつものようにかって会社時代に在籍した葛飾営業所グループ5人のパーテイ。

aさん、81歳、「君は若い、70歳代と80歳代は全然違う。」とぼやく。絵描き三昧で毎日過ぎる。身の回りをきれいにしておこうと考えている。絵以外は処分したい。

bさん、80歳?私が入社し、豊洲工場に配属になったとき、向かいの席におられ、いろいろ教えてもらった。葛飾営業所では私の後任になった人。若い時に奥さんをなくされ、以後お子さんたちを育てながら一人暮らし。昭島ガスに勤めているが、現在は「好きな時に行くだけ」とか。

私、77歳、そろそろ終活を考える時期。趣味三昧の一人暮らし。ガールフレンドのAさんがいるおかげで助かっている。

c君、71歳、葛飾営業所時代、私とともに働いた。私が課長として赴任した時、仕事が終わると「何、飲まないんですか、歌えないんですか、そんなんじゃ、現場の課長務まりませんよ。」と早速誘ってくれた男。今は昨年勝浦に住むお父さんが昨年97歳で亡くなられ、その処理で結構忙しいとか。

私、係長のc君、ヒラ筆頭のd君は一度韓国に旅行したことがある。同じ課のトップ三人での旅行だから常識外れだが、今となっては懐かしい思い出。

そんな5人。「とにかくみんな元気でいることが素晴らしい。」と喋り捲り、飲みまくり・・・・・。

最後にまた居眠りをしたらしいが、c君が「ずいぶん強くなりましたね。」と驚くくらいで、私も元気。

「トランプもずいぶん無茶だが、中国はひどすぎる。あれではアメリカが怒るのも無理はない。」

「あの25%課税問題でまた株価が暴落。ちっともいいことがない。あった、あった、プロ野球で今日は7点もリードされていた楽天が逆転勝ちした。」

「しかし長い目で見ると中国が勝つような気がする。あれだけの国土と人口を抱えている。それに皆勤勉だ。日本はどう衰退してゆくな。」

「当時のe所長は結局65歳くらいで亡くなったのか。あの人も寂しい人だったな。」

「結局家庭生活がうまくいっていれば、男はそれなりに活躍できるが・・・・。」

「どうも年を取ると特に女性は相手を見つけられなくなる。あの子はその後どうした?」

「日本のテレビは実に下らない。CCTVを見ているが、ずっとまともだ。世界で活躍する中国人、自然、一帯一路沿線の人々との交流。面白い」

「あの国策テレビがまともだというのですか。中国かぶれじゃないですか?」

話があっち、こっちへと飛び、何が何だか分からぬ。気が付くと9時近くになっていた。

(追記:59日)

ガールフレンドのAさんに明るさが戻ってきたように見える。昨日行った神田明神に行ったことがないというので行くことにした。同じ「きゃり」で昼食をとった後、ニコライ堂に行った。

聖ニコライは1861年、函館領事館にロシア領事館司祭として来日。彼の主導で1891年ニコライ堂を建てた。日本では有数のビザンチン様式の建築、重要文化財に指定されている。ドームの形はアヤソフィア寺院と同じだ、とも言っていた。関東大震災で鐘楼が倒壊したが再建された。

正面にイコンがずらりと並ぶ。イコンを天国の窓として大事にしているとか。昔は聖人の顔だけであったが、西欧の影響を受け、いろいろな絵が描かれるようになったそうだ。

八端十字架というのが興味深い。左手のキリストが貼り付けになっている十字架には、通常の十字架に加え、上に短いバー、下に斜めに短いバーが付いている。上の短いバーにはキリストの罪状が書かれ、下の斜めは一緒に十字架にかかった二人の強盗のうち一人が悔い改めて天国に行き、もう一人は改めず地獄に落ちたことを表すとか。

キリストやマリアの像は正面には見られない。飾り物もあまり多くはないがそれなりの雰囲気。

Aさんはイギリス国教会系の聖公会、ミサのやり方など熱心に聞いていた。

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