1778「節目か、コロナの希望的観測」(324日(火)晴れ)

 

東京五輪は来年夏までにやるということで延期になったらしい。東京の株式市場は今日は市場9番目という大暴騰。もっともこれは日本だけの特殊事情という声が聴かれた。急に円高が進んだが、ドル買いで急速に円安に戻りだしたこと、財政出動などが功を奏したとか。

しかし24日朝この日記を書いている。NYもトランプ政権の対策にある程度の評価を与えたのか、暴騰している様子。

コロナはWHOが「パンデミックは加速している。」と懸念を示し、事実欧米では患者が増加している。日本は抑え込んでいるが、東京など都市部はむしろ増える傾向。ふたたび爆発しなければいいが、とささやかれている。

しかし希望的観測だが、何か一つの節目を迎えようとしているようにも見える。コロナは大変だが、しょせん風邪の延長だ。そんなものとも共存?してゆけばいいのではないか。抑え込みは抑えこみとして大切、しかし経済活動も大切!

これで各国がとり始めた国境封鎖ごっこが終わり、企業が再開されてゆけば復興になるのだろうが・・・。

これまでの間、各国は国境封鎖に忙しかった。行き場を失ったクルーズ船がうろうろしていた。

この間に中国がコロナ封じ込めに成功した、と宣言した。騒ぎの起こり始めたヨーロッパ。イタリアは一番ひどかったがEU諸国は自国のことばかり忙しくて助けてくれない。EUは一体ではなかったのか。

しかし代わりに中国が援助し始めた。国外からくる者が時々持ち込むようだが、武漢を抑え込み、もう余裕である。さらに米国も患者が増え大変、大変。いっそ中国が米国も助けてやればいい。ただし抜け目のない中国。援助マスクの中に情報収集のチップが埋め込むかも・・・・。

日本では、国内では学校は4月まで休み、会社も在宅ワークがすすめられていた。

日本人もよく言うことを聞くものだ!ふと思う。このコロナ騒ぎで降ってわいた休み。ひょっとしたら人々はこれを望んでいたのではないか。もちろん、仕事がなくなり、特に観光業関係や自由業の人たちは大変というからこの発言は不謹慎だが・・・・。何十年か前正月にスペインを旅行した。鉄道がストで大いに迷惑した。しかしある人が言っていた。「組合は賃上げを要求しているのですが、本音はどうでもいいのです。正月だからちょっと休みたい。」

さてコロナ後。コロナ問題は世界を幾分替えるようにも思う。

一つは権威的には中国の台頭とアメリカの凋落だ。中国は発信源とは言いながら徹底的な封じ込め政策で成功した。こうなると自由主義世界の独裁制に対する優位性も考え直さなければならぬ、とさえ思えてくる。中国のことわざに反敗為勝という者があるとか。負けを勝ちにする、逆転ということ。中国は今その気分?

そして世界が今や一つに結ばれていること、国境を閉鎖して自国だけの繁栄を願っても無理だということ、協調が必要だということ、その辺が理解されればもっといいのだけれど・・・・。

もう一つは人々の浮かれ心水をさした。観光業大流行、行きつく先があの豪華クルーズ船旅行であった。ようするに金に浮かれて踊り狂うだけであった。それが少し足元を見るようになるのではないか。別に金をばらまかなくてもそれなりの楽しみは転がっているのではないか。外出禁止テレワークの推進は人々はそういう状況下で楽しみ方を研究するのではないか。

私自身もこのところずっと暇であった。唯一のガールフレンドは旅行に行っていない。暇な時間を詩吟や習字などお稽古事で埋めていたが、カルチャースクールが休園。暇、暇、暇、吉祥寺まで歩いたり、高尾山にリフトとケーブルを使って登ってみたり、墓参りをしたり、キョウヨウとキョウイクを見つけるのに苦労した。ただし自分自身も原点を見つめなおした気がした。でもなんだかこういう日が続くのも悪くないかもしれぬ、とさえ思い始める。のんびり生きればいいのさ。万が一コロナにかかれば、そして運が悪ければ・・・・・・南無阿弥陀仏と唱えればいいのさ。いづれは消えてゆく身。明るくゆこう、明るく。

最後に東京五輪。残念と言えば残念。しかし仕方あるまい。商売や個人の栄光だけを考えることをやめ、オリンピックの基本精神に帰る機会を与えてくれればいい。スポーツを通じて人々が一緒に楽しむことが大切と改めて感じる。

(追記、26日)豆腐を買おうと近くのOXストアに行って驚いた。

野菜も肉もほとんどないのである。昨夜の小池知事の発言が原因という。

都内で確認された(コロナ)感染者は200人を超えた。オーバーシュート(爆発的な感染拡大)を防ぐため、「危機意識をもって行動」してほしい。「平日はできるだけ仕事は自宅で行い、夜間の外出も控えてほしい。」「週末は家でお過ごしいただきたい。」・・・・都市封鎖については否定したものの、東京都では最近感染経路を追えない感染者数が増加しているとのこと。

株価は持ち直しの兆しを見せているとはいえ、一筋縄では行かぬ。

 

註 ご意見をお待ちしています。

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1777「コロナ、自国さえ、自分さえ・・・・」について読者の一人から投稿いただいた。

 

コロナ騒動がますます過熱してきた。世界の中心である欧米に移ったので、オリンピックどころではなくなった。

コロナによる死者は主に70歳以上で糖尿や高血圧、肺疾患などのある高齢者。それも日本では死者は100人くらい。それより、パートに行けなくなった若いお母さん、観光客相手の宿泊施設や飲食店、航空業界や観光バス業界、イベント業者、などは収入が激減して死活問題。疾患のある老人よりも現役で社会を支えている圧倒的に多くの人のほうが大事。彼らには養う家族がいる。

しかし、議会制民主主義国家ではこういうホンネは出せない。現役で働いている人たちも、将来を支える小中高生も、疾患を抱えている老人もみな大事、としか言えない。

さすがに医療崩壊したイタリアは背に腹は代えられず、80歳以上の患者には医療処置せず、老人ホームで発症した人は病院は引き取らなくなったという。

議会制民主主義は「衆愚政治」「大衆迎合政治」に陥っている。トランプも安倍も多分ヨーロッパの政治家もコロナ対策として大量の赤字国債を発行してばらまく。世界中の政治指導者はコロナ対策も「右へ倣え」。そうしないと次の選挙が戦えない。将来の事は自分に関係ない。

安倍は唐突に学校閉鎖、イベントの中止、を宣言した。それに加えて「特措法」まで成立させてしまった。これによって、安倍の本音は「特措法」にあったと思われてしまった。権力欲の強い安倍の辞書には「李下に冠を正さず」という諺はないようだ。

日本では「爆発的拡大」は抑えられた、ということで学校やイベントも徐々に正常化に向かいそうだが、国民保険のないアメリカでは今後の拡大は予想がつかない。「自由な国、自己責任の国」アメリカがいよいよおかしくなりそうだ。