こぶとりの婦人警官のエネルギッシュな説明を聞きながらつまらないことを考えた。
道路交通については自転車の交通方法など理解に苦しむところがずいぶん多い。質問コーナーがあればいい。しかしそうなると答えられない質問も多い?
贅沢なパンフレットを3冊もくれた。警視庁は業者と癒着しているのか。
「人を負傷させた者は10年以下の懲役、人を死亡させた者は1年以上の有期懲役に処することとされました。」おかしな文章だ。死亡させた場合の方が刑罰が軽い?・・・婦人警官の解説と比べて、一年以上15年以下の懲役刑の誤植らしい、と気がつく・・・・・。
5年に1度の自動車免許更新である。冒頭からケチをつけたが、全体としては、システムは昔に比べてずい分合理化された。
免許取立ての頃は小金井に行った。写真は持参、手足や目の検査、講習や待ち時間などで半日つぶされ、免許の交付は後日であった。会場入口には代書屋が軒をつらねており、バスから降りる客をねらっていた。今日は2時半に会場の都庁第二庁舎につき、3時半には新しい免許とともに帰路についていた。代書屋はとっくに姿を消し、写真は向こうがとり、検査は視力だけでごく簡単、講習はゴールド免許の私は30分だけ、それもソフトな婦人警官であった。
こういうのを見ると行政もそれなりにみんなのことを考えようとしている、とわかる。
婦人警官の解説の中で改正道路交通法は面白かった。
冒頭の文章は改正に伴い刑法208条の2に規定された危険運転致死傷害罪である。酒酔いダンプが親子を殺した痛ましい事件で、運転手は業務上過失致死、最高刑を課されたが懲役4年で、世間から非難をあびた。それに伴ってできたものとの事である。このほかに改正道路交通法では悪質・危険な運転、酒気帯び運転などの罰則が大幅に強化されている。当然の話であると思う。
もう一つはわが身に照らし「高齢の運転者の保護等に関する規定の整備」
対象年齢が75歳以上から70歳以上に引き下げられ、高齢運転者標識表示の努力義務が要求され、更新時に高齢者講習の受講しなければならなくなった。困った年齢になったもの、私も後何年運転できるかとちょっと悲しくなる。
別の本に年齢と運転特性という項目があった。
高齢者の一般的傾向 *疲労時の回復力が低下している *注意力、配分、判断力が低下 *柔軟そして瞬間的判断力が低下 *過去の経験にとらわれる傾向
(あたっているなあ)
高齢ドライバーに多い事故 ・・・・*交差点の出会い頭と右折時 *一時停止と優先通行違反 *相手の見落としからの事故
(最近、同じような幅員の道路で一時停止をしなかった車がいきなりとびだしてきてヒヤッとした事がある。)
高齢ドライバーに多い事故の原因 *「相手がとまってくれるだろう」という判断の甘さ *相手を早く発見しても、判断ミスで対応が遅れる *スピードは控えめでも,減速のタイミングが遅れる・・・・ *相手を発見していながら、ブレーキをふまない
(ようするにボケ症状に近い。しかし絶対私はない、と言い切れるかというと不安)
一方若年ドライバーの項には、攻撃的、自己顕示的等の運転態度が指摘され、スピードの出しすぎや道路変更や追い越し追い抜き時の事故などが多いとされている。
この誕生日で私は63歳になる。もう一度更新する免許が73歳で切れる。運転できるのはその辺までだろうか。私より5才ほど年上のあるお医者さんは車を買い換えようとしたところセールスマンから「もうこれが最後の新車購入だろうからよい車を買いなさい。」といわれてベンツを買った。
こんな話を知り合いの女性に話すと「あら、後1回の免許更新ですむとは限らないわよ。酒酔い運転で免許停止になるかもしれないし、ボケ運転の末、事故をおこすかもしれないわ。」くわばら、くわばら・・・・。
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