269「そろそろ死んでみませんか」(6月7日(月曜日、雨のち曇り))


266「ニューV.B.老人その後産業の提案」に何人かからご意見を戴いた。その中の傑作。
お迎えロボット・・・・どんどん多機能なもの、贅沢で、勝手なものが誕生し、早くあの世へゆきたくなりそうなもの
死亡保険ファンド・・・・もう一ひねりすると、実用新案になりそうです。やがて大きな商売となり富豪となる。そうなると何とか長生きをしたくなり、不死の薬の開発に没頭する。その薬の開発にも成功して、喜びのあまりに階段から足を滑らせて死亡!!!
セルフコントロールコッファン(自己制御型棺おけ)・・・・・焼き上がりについても選択できることを付加したらどうですか。例えば、姿焼き、炭焼き、還元、昇華、などなど。
そして彼は記念茶碗に関連して、新宿にある骨壷専門の展示店を紹介してくれた。

あんまり面白くてあるグループで話したところ、どんどん広がって墓場の話になった。墓場が恐いのは、静かで暗くて人気がないからだ。だけどそんな風に誰が決めた?!
発端は供養のためにときどき墓から音楽が流れてもいいじゃないか、という話からだった。
故人の好きだったアヴェマリアが、ビートルズが、石川さゆりの演歌が、流れたっていいじゃないか、というのである。ついでに音楽は供養に来た人を喜ばせるためのものでもいい。「かえるの歌」なんか歓迎ムードで楽しいじゃないか。福島県の塩屋岬に行ったとき、美空ひばりの記念碑があり、そばを通るとセンサーが働き、ゆかりのある「乱れ髪」が流れてくるのを思い出した。

これから発展して、法事にお経が流れてくるようにすればいい。全員そろってスイッチをいれれば、南妙法蓮華経などと流れてくる。そのうちに自動音声にまかせて、みんな来なくなるかもしれないが・・・。生前に故人が回忌ごとに読むべき演説を吹き込んでおいたらどうか。33回忌用例・・・・「わしが亡くなってすぐに、最愛の妻がきてくれた。息子や娘も去年のxxを最後に、みんなこちらにやってきた。孫たちもおいで、おいで・・・・・」

大体墓石に家の名前を彫るなんて味気ない、防水型のプラズマデイスプレイを埋め込んで、生前の故人の活躍風景を映し出したらいいじゃないか、と言い出した者がいた。
電源はどうする?無縁仏になったら電気代を払ってくれないじゃないか、と茶化すと「墓のテッペンを太陽電池にしたらいい。」と誰かが言った。すると
「故人は死ぬ前は多分禿頭になっているからお似合いだ。」
「電気で先端が赤くなる自動お線香、お供え用に電気花はどうだろう」
「その電気でネオンサインをつけたらどうだ?」
「そうしてそばにお迎えロボットで開発した妙齢のお嬢さんロボットを配したらどうだ。うらめしい、なんてはやらない。よってらっしゃい、見てらっしゃいとみんなに呼びかける。でも一度よったらno return!なんて本当のことは絶対言わない・・・」
「音声、明かり、人々(ロボットロボット?)・・・・お墓もにぎやかになるぞ!」
「私、墓地を1区画か2区画買って、そこで焼き鳥屋でもやろうかしら。」

悪乗りしてあのセルフコントロールコッファンに音声機能をつけたらどうか。熱感知センサーつきで、火が入ると「ギャオー!」「アッチッチ!」この案は却下された。
またお葬式についてもいろいろ面白いアイデアが出たが、映画「死に花」の二番煎じになるとこれも却下された。

註 ご意見をお待ちしています。
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