274「いけない私」(6月6日(日曜日、曇りのち雨))

私の自転車は、もう5年以上使っているもので、あっちもこっちもさびだらけ、おまけに倒れた木がぶつかって荷台がへしゃげている。盗難にでもあわないか、と思っている。そうなったら一念発起?して新しい自転車を買う気になろうというものだ。
今日もその自転車に乗って、私は荻窪にお出かけ。歩いたら20分以上かかる、バスに乗ったら210円かかるし、足の運動にならない。駅前の喫茶店の前に放置し、買い物。今日は2時間程度、つい2日前はその状態で日光まで行ったから10時間以上放置したけれど、誰ももっていかなかった・・・・・・。残念!
私はアパートを持っているが、不埒な住人がいる。出てゆくときに自転車をそのまま放置していってしまうのである。いつかそれが数台たまり、業を煮やして駅まで乗っていって放置し、かえりはバスでというのを数日繰り返した。あれらの自転車はどうなったのだろう。大変「いけない私」の告白でした。

豊島区は駅周辺の放置自転車対策を強化するため、鉄道事業者に区内の駅を利用する乗客一人あたり0.74円を課税することをきめた。当然鉄道会社は反対する「自転車で駅に来る人の70%が鉄道を利用するからといって、鉄道会社にのみ利用するのは一方的である。」あんに地元の商店街など負担しろ!といっている?そこで総務省にお伺いをたてたが、きめられないらしく「両者で話し合ってきめろ。」ということになってしまった。

ウエッブサイトを調べているうちに面白い?意見にぶつかった。抜粋すると
「ある都市圏選出の国会議員がこういうのを聞いたことがある。「わが町からは駅前の放置自転車を徹底的に撤去した。だから駅前は非常に美しい。日本人はもっと街の美観を考えるべきだ。」・・・・・この日本において、ある程度エラい地位についたオジさんたちは自転車にのらない。そして、その彼らの目からは「下々の者が乗る」自転車がゴッチャリ集まった姿は非常に汚いものにうつるのではないか。・・・・アムステルダム、コペンハーゲン、ボンなどのヨーロッパ自転車先進地域の姿を知っている。それらの街で、駅前、繁華街に信じられない数の自転車が集まってくるのは、自転車好きならば、もはや常識といっていい。それが果たして汚い光景なのだろうか。」
そしてこのサイトの作者は
「豊島区の担当課長に聞いた事がある。「池袋にはたくさんの「駐車場」がある。駅近辺にクルマで乗りつける輩にコレだけの便宜がはかられているのだ。このうちくつかを自転車のため借り受ける、または買い取る事ができないだろうか。」と・・・・・・。残念なことに要領を得る回答は得られなかった。」

(私の考え)自転車交通に対する基本的な考え方が確立されていない。私は少し大きく考えれば、クルマより自転車を優先する交通政策を考えるべきと思う。自転車は、なんと言ったって環境にやさしい、省エネルギーである等々。それを日本は車優先で考えている。
道路に自転車が走る部分がない。やむを得ず歩道を走り、自転車よりさらに大事にされるべき歩行者とトラブルをよく起こす。一般道路に限らず高速道まで含めて、自転車専用レーンをもうけるべきだ。
もう一つは、ここにあげた駅前の駐輪場問題の解決だ。鉄道会社がある金額を負担するか、あるいは駐輪場を作るよう努力することは当然だ。現状では古い法律か約束事があるらしく、自分の敷地や地下を提供しないことを当然としている。しかもそうして確保しておいた用地に鉄道会社は自己の資本系列の大規模小売店を建てたりしている。そんな得手勝手がゆるされるのか、という気分である。
もちろん地元商店街の努力も必要だろう。しかしなければ仕方のないこと、放置自転車が少々たまっても仕方がない、とあきらめてもよいように思う。こういうと歩行者に不便だし、緊急災害時邪魔になる、だの言う。一番強烈な意見は「車椅子が通れない。」という意見だ。しかし考え方の問題のように思う。車椅子のことを言うなら、大体自動車自体が邪魔で危険じゃないか。

(後述)喫茶店の前にとめておいた私の自転車がなくなった。撤去されたのかな、と思ったがそのような表示がないので、誰かが失敬したらしい。ガールフレンドのAさんが言う。「望みどおりになったじゃない。」「うるさい、黙れ!まだ、使えた!」

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