会社にいたころイギリス中部の都市チェスターに2年くらい滞在していた。あれからもう15年近くになる。お世話になったブラックモアさん夫妻から、からクリスマスカードが届いた。ご夫妻は熱心なキリスト教徒である。共に、多分70歳代で、息子さんが3人、お孫さんが何人かおられるらしい。クリスマスカードが、少し変わっている。その年のご家族の状況の変化をかなり詳しく書きつずったレターがついてくる。これは共通で配られるらしい。今年のものの要約を書いてみたい。イギリスのエリートのリタイアライフはこんなものと推測できるかもしれない。クリステイーヌ夫人が書いているようだが、時々、夫の立場などが入り、ややこしいところも多く、適宜書く順序をかえるなどした。
11月の英霊記念日(11日)の前夜に、今年の手紙を書いています。中東の紛争はなかなか終わりそうにありません。しかしイエスがお生まれになった時もベツレヘムは平和ではありませんでした。イエス様のご誕生と聖地に平和が訪れることを心から祈っております。
昨年息子のジェームスとエステルの生活が突然 破局を迎えましたことはショックでした。でも彼は、環境局の仕事を通じてロージイという女性と親しくなったようです。ロージイの愛に支えられて彼は離婚の痛手からようやく立ち直ろうとしております。
9月に夫、デビットの姪が結婚し、式に出席、ドーセットで素晴らしい終末を過ごしてきました。ジェームスがうれしそうにロージイを紹介してくれました。クリストファーはヨークシャー出身のロッシなる女性をつれてきました。テイム夫妻も、5才のローナとメイジーを連れてやってきました。子どもたちはみな元気で始めての結婚式にはしゃいでおりました。親類たちは英国の東のはずれに住んでいて、会う機会も少ないのでこの機会にと100歳になる母にも会ってきました。うれしそうでしたが、もう大分弱っておりました。ブラックモア家のふるさとローナ・ドーンにも行き、テイム夫婦の家に滞在し、子どもたちと楽しいひと時を、温水プールから北大西洋の海をみながら過ごしました。戻ってきて、今、私は教会で母親たちと一緒にクリスマスの準備に追われています。
前に書きましが、3年前に近くの小学校に私たちのチェスター教会の分校を作りました。そちらの仕事も大変です。80から90歳の方も沢山いますが、メンバーの半数以上が18歳以下なのです。そのために進行役の私たちはエネルギッシュに頭を働かさねばなりません。チェスター教会ではデビットが年会でプリーチをするために招かれました。デビットはそのほか教会関係の仕事でロンドンによく行くなど忙しい日々を送っています。
同時にデビットは家族の歴史に興味をもち、たくさんの資料を調査しています。ようやく19世紀にでた親戚リチャード・ブラックモアについて生涯と業績を「ブラックモアブック」としてまとめました。
海外旅行は、昨年に続き、もう一度スペインに行きました。6月初めにビルバオまで飛び、北海岸をサンチャゴ・デ・コンポステラまで探勝しました。天候に恵まれ、バスク地方とヨーロッパ山塊を大いに楽しみましだ。世界にはまだいってないところも多いのですが、クリストファーがポルトガル、ポーランド、チェコなどによく出かけ、絵葉書を送ってきてくれます。大変うれしい。
息子たちはみな30代で、いろんな仕事に忙しい日々を送っているようです。しかしみな仲良くやっており、新しい世代のグループを作っていることは大変うれしいです。クリスマスに家族が一堂に会することを心待ちにしております。
聖歌に「愛はクリスマスにやってきた。」とあります。2004年のクリスマスが皆様に幸せをもたらしますように。そしてそれが来るべき年にもつづきますように。
さらにこちらの生活の様子を尋ねるなど10数行の手書きの文章がついている。
彼らもなかなか優雅な生活を送っているようだ。私はこの返事をどう書いたものだろう。昨年は日記の一部など訳したのだけれど・・・・。普段書きなれない英語に取り組まねば成らぬ、と思うと頭がいたい。うーん、明日、考えよう。
註 ご意見をお待ちしています。
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