337「南九州の旅・総括」(3月1日(晴れ)火曜日)

4泊5日で南九州をレンタカーで旅した。「ナビが付いているから迷うことはありませんよ。」と旅行会社のお姉さんは保証するが、実は私はナビを使った事がない、レンタカーも海外では経験があるが、国内では使った経験がない、その上、熊本から鹿児島までは大分距離がありますよ、といわれて少々緊張。

熊本空港には2月24日10時半頃ついたが、あいにく相当の雨、風も強い。デフロストボタンが分からず前方が見にくい、ナビと信号と行き交う車と歩行者、みな注意を払わねば成らず、なかなか神経が疲れる。それでも無事、昼過ぎに「熊本キャッスル」に到着。
なにはなくとも熊本城。出田氏、鹿子木氏、佐々氏と城主を変えた後、天正16年(1588)に加藤清正を迎えた。清正は、優れた土木治水の技術を発揮し、7年の歳月をかけて1607年頃、熊本城を築城。周囲5.3km、面積98万平方m、城内には大天守、小天守、多くの櫓、櫓門をそなえた巨大城砦を誇った。加藤氏が2代で改易された後、約240年にわたって細川氏の居城となった。維新後、西南戦争の折には谷干城が、天守閣などが焼失したものの、西軍の攻撃に52日間耐え抜き、難攻不落の城としてその名を天下に知らしめた。

25日は一転して天気よく、るんるん気分で天草に向かった。宇土で国道3号に別れをつげるとまもなく海岸線、三角町で天草五橋。ホテル「望洋閣」には12時過ぎについた。
大江天主堂は、ロマネスク様式でステンドグラスの美しい教会、明治25年、25才で布教のため来日したフランス人神父ガルニエが私財を投じて昭和8年に完成させたもの。丘の下に天草ロザリオ館があり、天草四郎の乱の関連資料、隠れキリシタン関係資料などが展示されている。

26日は、今回の旅程では一番きつい。天草の南岸にある牛深港から、フェリーに乗って長島の蔵の元、そこから鹿児島「城山観光ホテル」をめざした。さいわい天気よく、よい気分。この辺になってくると、だんだんカーナビの便利さと限界が分かってきた。鹿児島行きは最近開通したばかりの南九州自動車道の情報がなく、九州自動車道をめざしたらしくとんでもない方向を指示する。無視して走らせると、ナビはわからないらしくストップしてしまった。「城山観光ホテル」もどうやら裏口を選んだらしく苦労した。しかし電話番号で行く先が全部指定されるなど便利なことこの上なし・・・・私の車にもつけるべきかな。
「城山観光ホテル」につくと、昼飯を食う時間ももどかしく西郷隆盛が最後を迎えたあの城山の洞窟、西軍の銃弾跡ののこる石垣などをみたあと、フェリーで桜島。
桜島は人口4000人ほど、最近の町村合併でみな鹿児島市の一部になった。火山は1000mを越える北岳、中岳、南岳からなる。西側は大隈半島とくっついているから、厳密には島とは呼びがたい。昭和21年頃、大きな爆発があったが、最近は落ち着いてきており、煙が立ち昇っても、噴煙を上げるのは最近はせいぜい年に10回足らずという。大正噴火で流れ出た熔岩台地を見ながら、標高373Mの湯の平展望所。風は冷たいが錦江湾、火山のほか対岸の鹿児島市内も一望でなかなかの景観。
そして名勝磯庭園こと仙巌園、1658年に第二代薩摩藩主島津光久の別邸として造営したもの。急峻な岩山を背景に、桜島と錦江湾を借景にした庭は見事。

27日、市内を少し見物し、薩摩料理の昼食をとったあと、指宿に向かう。3時前に「指宿ロイヤルホテル」着。4時頃ホテルの車で送られて温泉街の中心にある砂むし会館の砂風呂を体験。浴衣を砂むし用に取り替えて、砂浜にほられた窪みに身を横たえる。背中や足の裏がもうポカポカしてくる。上からシャベルでどすんどすんと砂がかけられる。案外重いものだ。無念無想、15分くらい頑張った。
あお向けに寝る、体全体に砂の圧力がかかる、それに50度の熱がかかる、この三点が血液の流れをよくするのだそうだ。もっとも一度だけで効果がどれだけかは知らぬ。

28日は旅行の最終日、飛行機が夜なので長崎鼻バーキングガーデンと鹿児島フラワーパークに行く。フラワーパークはチューリップが満開で非常にきれいだった。
しかし、知覧に行こうとすると、車がガラガラと妙な音。あわてて飛び出すと、左前輪が見事にパンクしている。バジェット熊本に携帯で電話を入れると、「お客様の負担で対処してください。スペアタイヤに交換されて運転されてきても、破損しているのですからその分は戴きます。」結局フラワーパークで修理工場に連絡してもらい、8000円で新品タイヤに交換したが、知覧には行けず、通常のよい道路を走っていての事故、タイヤの方がおかしかったのじゃないかとも感じられ、腹がたった。
バジェット熊本で渡された資料には、事故損害額及び賠償金全額負担とうたってはいるものの、「事故をおこすとノンオペレーションチャージ20000円、自走不能の場合は50000円負担、またパンク、ホイールキャップ紛失、チェーン破損、備品の紛失、内装の損傷の破損等は実費ご負担となります。」などとある。
全行程480キロのドライブ、満タンにして鹿児島空港でレンタカー返還。
鹿児島発19時10分。我が家には夜遅く着いた。少々つかれたが、全体としては景色も、これは軍の機密事項にあたるから明かすわけには行かないけれど、同行者も結構で、楽しい旅でございました。レンタカーもよい経験。食事も九州の名物焼酎と共に伊勢海老中心の海鮮料理、薩摩料理、黒豚のしゃぶしゃぶ・・・・みな結構。

最後にレンタカーでの事故について、他のレンタカー会社も調べたが内容はほぼ同じ、ウエブには、海外でレンタカーで事故を起こし困った体験談などが出ていた。ただニッポンレンタカーは、「安心ドライブ」というのがあって、少し余計に払うと、スペアタイヤとの交換、ドアが開閉しなくなったときの対応などに駆けつけてくれるそうだ。

追記 
336について読者から次のようなご意見をいただきました。みなさんはどう考えられますか。

大変興味深いニュース、企業買収の経済事件としておもしろい。注目しています!!!!
最近、ライブドア証券のネット口座を開設しました。
まだ、取引していませんが取引手数料が安価であるという理由です。
株式の預かりなどの安全性は、どこの証券会社も同じ!

さてさて!
ライブドアとフジテレビのニッポン放送株の買占め事件!
とにかく、政財界がそろって批判的である。とりわけフジテレビ会長の発言は感情的で問題にもならない。
しかし、ライブドアの行動は合法的であり、むしろエールを贈りたい。
一方、ライブドアも、何故買収するのか、メディアをこのように変革したいとPRすべきである。

それ以前にお粗末なメディアについて取り上げるべきと思いますが、
*ライブドアに対する主な反論要旨!
1.「お金でなんでもできるという考えはおかしい」森元首相、フジテレビ会長等など
2.「特殊な人が突然メディアを乗っ取るのは問題である」麻生大臣
3.「公明公平なTOB方式をとるべき」多くの識者
4.「社員はライブドア買収に反対している」フジの会長
5.「電波は公共のもの」
6.外国資本間接支配の規制強化すべき
7.フジテレビが他局を非難、「企業買収といった経済問題をおもしろおかしく報道するのは如何なものか」
8.「堀江社長は礼儀というものを知らない」とフジの日枝会長  
などなど。

*ライブドアをあえて擁護すれば、
1.会社は株主資本によって成り立つ、ライブドアが時間外で金の力で買収したといわれるが、
  その30数%の株主がライブドアの要請に賛同して売却したことになる。
 ・ニッポン放送こそ今まで株主対策がなされていなかったことになる。
 ・批判するご本人たちが、まさに金さえあれば何でもありで、
  自己の立場と体制を保持してきたのではないか。
2.特殊な人とは・・・特殊とは!?大変失礼な言葉!
  ・そもそも買収というのは突然やってくるものである。そして資本の論理で非情に行動する。
  ・堀江社長は、買収者としてはよく説明をし、協調的である。
3.TOB方式はそれほど公明公平な方式か!?・・TOB方式は、手続き、時間と、金がかかり、
  旧弊陣に有利である。
  ・株を買収する様々な手法があった方が良い。時間外取引の方法にしてもあった方がよい。
4.会社は社員のものではない、労組や社員という者は保守的で経営の根幹に無理解な者である。
  ましてや、社員が買収に反対しているからなどとという理由こそ、経営者の言ではない。
5.エー!公共って何!!!
  ・テレビ局も寡占によるメディア停滞がある。まさに番組の質の低下と報道の傲慢さが目立つ。
  ・その最たるものが日枝会長の自尊と傲慢さに現れている。
  ・視聴率稼ぎの低俗番組、他局と異なる創造性もない。
  ・ニュース報道コメンテイターも陳腐となる。
  ・フジテレビって何チャンネル!?、フジテレビってなにか特徴ある!?
  ・・・これに答えられる人はほとんどいない。他の局も同じ!
  ・・・すなわち画一的!
  新しい仕組みのメディアを待望!!!
  
6.むしろ外国めディアが参入できるようにした方がよい。
  ・外国による情報、思想操作の懸念や危険など過度な心配ではないか。
  ・現在でも有線で、CNN放送、ABC、FOXなどあるが有意義。
7.今まで他局と同じように、経済事件をおもしろおかしく報道してきたことを忘れている。
  これを聞いて呆れる!というか、これこそ傲慢である!!
8.ならば、新株引受権(ポイズンピル)の発行こそ、株主に対する非礼!
  それ程メディア経営に自信があり、大物ならば、階段を下りてきて若者と話すべきではないか。
  大株主の若者が、話合って共調していきたいと言っているのを無視している!!

註 ご意見をお待ちしています。
e-mail agatha@bekkoame.ne.jp
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