356「修理、修理!」(5月6日(金曜日)曇りのち雨)

夕食が終って食器をあらっていると、突然家中の電灯もテレビもパソコンもみんな消えてしまった。系統別に分かれている副ブレーカー10個は入ったままである。主ブレーカーが落ちていたから、入れようとするが入らない。何度も試みるがだめ。
電力会社に連絡しようと考えて、電話をしようとするが電気をつかっているからだめ。蝋燭もいまどき準備しているわけではない。表に出るが近所は異常なし。

懐中電灯で引き出しを捜して、電力会社の電話番号を調べ、携帯電話で電話。事情を話すと「30分かそこらでそちらに行きます。」ということだった。しばらくすると電力会社の歩から電話があって「副ブレーカー10個を一たん切って、一つづつ入れながら主ブレーカーを入れてみてください。」その通りやってみると7番目を入れると主ブレーカーが切れる事が分かった。残りをいれると台所と茶の間をのぞいてみな復旧した。
人心地ついていると、電力会社のお兄さんがやってきた。案の定、外においてある湯沸かし器の漏電である事がわかった。彼は「湯沸かし器のスイッチを入れないでください。メーカーに見てもらってください。」と帰っていった。我が家は、台所の給湯とセントラルヒーテイングの熱源として、15年以上前から同じものを使っている。ガス会社が「買い換えなければいけません、モーターも何もぼろぼろです。」と宣言して、保守契約をしてくれなくなってから3年くらい経つ。

湯沸かし器問題は、実は我が家の熱源全体に掛かる問題なのだ。
風呂はバランス釜で別である。しかしいまどきはやらず、家を新築したガールフレンドのAさんはこちらの懐無視で「新しいのに買えなさいよ。」と繰り返す。つまり外置きの湯沸かし器にして、風呂桶は熱源機がなくなった分広くし、そこに湯を落とし込め、というのである。
セントラルヒーテイングも問題である。30年近く前に作ったこの家はペアチューブでお湯を回し全室暖房できるのだが、すでに二階の3室のコンベクター(セントラルヒーテイング熱交換機)は全く使わず、それぞれに電気のエアコンを設置した。階下には3つのうち二つに冷房が組み込まれている。いづれも床置きで壁の大切な一画を占領してしまうし、ファンの効率も大分下がっているように見える。その上、夏冷房を入れると氷結防止がついていないのか、噴出し口に氷が付いてしまう現象がしばしば起こる。
そんなことでいっそのこと個別冷暖房に変えようかとも思っている。電気のエアコンに換え、台所は小型の湯沸かし器をつければいい。しかし詳細を省くが、和室の室内機の取り付け位置、冷媒配管にいろいろ問題がある。

それにしても我が家はガタが来ているわけではないけれども、できれば変えたいようなところが増えてきた。一昨日もトイレの水タンクが調子が悪い。調べてみると、手洗いの水を噴出す方向に向かっているパイプが老朽化で折れている。そのトイレはウオッシュレットが20年来のもので調子がどうもよくない。尻を洗うノズルがうまく出てこないときがあったりする。便器のタイプも今ではもっとスマートなものが出回っている。Aさんなどは「替えるときはピンクはダメよ。ブルーがいい。」などと先走っている。
そういった目で見わたすと和室の襖も張り替えたい。洋間の床もどうガタピシする。フラッシュドアも子どもたちが踏み破ったままのものがあり、取り替えたい・・・・。
・・・・停電騒ぎは飛んだ出費を引き起こすことになるかも知れぬ。

夜、弟に電話する。お前のところの空調はどうなっている、と参考意見を聞くつもりだ。「替えちゃえ、替えちゃえ。」こちらも、こちらの懐考えずに自由意見。
うーん、しかし最近こういうときに一方で考える。これが一生で最後になるのではないか。そうなれば、少しくらいの贅沢は許されるか?

註 ご意見をお待ちしています。
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