360「夢にでてくるのは昔の女だなあ」(5月21日(土曜日)晴れ)

週刊誌というのは、電車のつり革広告だけみていればすむような気がする。仰々しいタイトルがつけられ、それだけで内容が分かる気がする。実際に買ってもタイトルの割にはお茶を濁したような記事がついているだけ・・・・。

しかし今週のS誌のタイトルは、「小泉「オフレコ」放言録」と題し
「いざとなれば解散総選挙、困るのはだれかな」「民主党は小沢をいれたことが大失敗だった」「最近また夢精をした。夢にでてくるのは昔の女だなあ」
大したことは書いてない、と感じつつ、買ってしまった。やっぱり大したことはないが・・・。

最初のものは郵政民営化がからむ。
郵政民営化反対派はまさか小泉首相が解散総選挙はしまい、と読んでいるふしがある。しかし衆院で46人、参院で18人の自民党議員が造反すれば、民営化は成立しない。そのとき小泉首相のとる道は内閣総辞職か、解散総選挙。後者は自民党内の内紛に端をはっしたものになるから自民党不利になりそうだが、首相はそうは読んでいない様子。4月の補選で2勝し郵政民営化は国民に支持されていると考えれば、可能性は十分あるという。
ところで小泉首相は来年には任期をむかえ、本人もこれ以上首相に留まる意向ではない様子。しかも後継者は指名しそうにない。するとその先どうなるのか、この辺もう少し情報が欲しいが、何も書いていないに等しい。

小沢さんの話は外野でも推測できる。「党首の小沢さんを受け入れたために、民主党内は何かとギクシャクしている。それどころか今ではその小沢さんに民主党の盟主面されている。」そのとおりと思う。

16日の国会で小泉首相は「どの国でも戦没者を追悼する気持ちをもっているはずだ。追悼の仕方について他国が干渉すべきではない。「罪を憎んで人を憎まず」というのは中国の孔子の言葉だ。」と強烈なメッセージを発した。
あるデスクの話を紹介している。「外務省関係者が「参拝は信仰の問題であって中国側の要求は内政干渉以前の問題。ただ8月15日に行くのは警備の問題があって無理」と話していた。年内の靖国参拝を明言したわけではありませんが、やはり行くつもりのようです。」
行くのかどうかは、私ははっきりしないと思うけれど、小泉首相の言っていることは全く正しい。こんなことでひっこんだら、中国は次に教科書問題を取り上げ、その次は台湾対策、それから油田問題と際限なく要求してくる。小泉発言の裏には中国が文句をつけることをいいことに、この問題を国内に自分に有利に利用しようとする動きがあることにも反発しているように思う。盟友山崎拓氏の訪中についても「拓さんは勝手に中国に行っちゃったんだよなあ。」とぼやいているとか。裏を返せば首相は「今更中国に頭下げることなんかない。修復したけりゃ、向こうがくればいい。」の気持ちではないか?

最後に小泉首相と私とはほぼ同世代である。ずいぶん差をつけられたもの、などと嘆くことは別にして、自分の主張が強い、本質的には正直で正論、真の友達は出来にくい、など性格的にも似ている気がし、なんとなくそのフィーリングが分かる。
夢精の話はアルコールが入ったときに「総理になって以来、女断ちをしているのは本当か」と水を向けられて答えた話として紹介されている。小泉首相のようなタイプは衆を頼まない。よきにつけ悪しきにつけ自分の信念を貫き通す。しかしそれだけに真の友人は出来にくい。ふと寂しく感じる時があるのだろう、と思う。頑張ってください。

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