369「ガスパッチョ」(6月24日(金)晴れ)

とうとう真夏日である。梅雨はどこへ行ってしまったんだろう。
夕方、ガールフレンドのAさんと夕食をするというので、久々にガスパッチョを作る。アラビア語で「ピチャピチャになったパン」という意味で、スペインの代表的な夏の料理である。数種の野菜をミキサーにかけただけの、いわば飲むサラダ。セビリアか地中海あたりでは、毎日のように食べているとか。

冬の間。ほこりをかぶっていたミキサーを取り出す。私のいつも使うレシペは辻静雄の「おそうざいフランス料理」である。
材料4人分で:
熟したトマト 中4個、ピーマン 2個、きゅうり 1本、たまねぎ 1/2個、にんにく 2かけ、トマトペースト 大匙1強、生パン粉 カップ1、サラダ油 大匙2、ワイン酢(またはフルーツ酢)大匙2、水 カップ3、タバスコ 少量、塩・胡椒 少量
ほかにつけあわせ、つまり浮き身があればいいが、省略
トマトは湯むきをして、あら切りにする。きゅうり、にんにく、たまねぎ等もあら切りにする。みなミキサーにいれ、ガラガラとかき回す。これで出来上がり。よく冷えるように、私は冷蔵庫から取り出した氷も2、3個加える。

ヤフーの検索にガスパッチョと入れてみる。なんと12000件余り。薀蓄をかたりたい奴は沢山いるものだ。
いろいろなレシペが紹介されているが、熟したトマトとキュウリは基本のようだ。トマトは、時々八百屋がうれすぎトマトを格安で売っているのでそれを買ってくる。トマトの缶詰を使うレシペもあったが、新鮮さがないように思う。
ピーマンをいれるとちょっと青臭くなるがガスパッチョの特色か。昔ロンドンでアラビア人のやっているレストランで生のピーマンを1個出されて面食らった事がある。彼らはあれをなまでかじるのだそうである。その伝なのかもしれない。
パン粉は食パンをちぎっていれてもいいようだ。いれないとガスパッチョ特有のドロンとした感じがなくなる。ワイン酢はレモン酢でもいいし、ワイン酢とバルサミコスを併用しているレシペもあった。もっと変わったところではマヨネーズというのがあった。クリーミーな感じになるそうだ。タバスコは結構大切と思う。これでピリッとした辛味がでる。この代わりにラー油をつかったらどうなるか・・・・どなたかやってみて下さい。トマトペーストとは何をさすかよく分からぬが、トマトジュース、トマトケチャップなどでもよかろう。私はこれに時々ウスターソースを加える。サラダ油はオリーブ油のほうがいいかもしれない。
ここにあるレシペ以外のもの・・・・白ワインを加えるというのがあった。これはいけるかもしれない。牛乳というのがあったがぞっとしない。他の野菜、たとえば大根、にんじんなどもよいのかもしれない。
冷蔵庫をのぞく・・・・余っているもの・・・・納豆、納豆ねえ?野菜籠を見る・・・・バナナ、バナナねえ?・・・分からん。

冷蔵庫で十分に冷やす。Aさんがやってくる。
栄養価的にはビタミンCがたっぷり含まれており体に良いことは当然である。増えすぎると痛風発作を引き起こす尿酸を抑える機能もあるらしい。
薀蓄を傾けながら差し出す。私のガスパッチョはレシペ通り。鼻糞、手垢等の添加物は絶対にはいっていません。さ、Aさん、ぐっと飲んできれいになってください。

註 ご意見をお待ちしています。
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