401「ロッテ31年ぶりに優勝」(10月26日(水)曇り)

9回裏、阪神の攻撃、3-2の1点差。先頭打者が四球ででた。
しかし、矢野は前の打席で併殺打を打ったことが、後をひいていたのだろうか、あんなにへっぴり腰のバントを見た事がない。小フライを二度あげ、二度目を簡単に捕球した小林投手はすばやく1塁に転送、飛び出した久慈を併殺にしとめて、私は「勝負あった!」と思った。最後のバッター藤本も打ち取り、ロッテはもうお祭り騒ぎだ。
それにしてもこのシリーズ、ロッテのよさばかりが目立ち、阪神はひどかった。4試合の得点を合計するとロッテ33点、阪神わずかに4点というていたらく。試合からとおざかっていたからか、3戦以降は大敗した影響か、打者も投手もみなコチコチに見えた。3回戦で3点目を取られた直後、下柳投手の顔がクローズアップされた。そのときに私にはなんだかいつものようなふてぶてしさが消え、あきらめの表情が見えたようなきがした。あの辺でもう運命は決していたのかもしれない。

実を言うと私はセリーグでは阪神を、パリーグは、今は西武だが、昔はロッテを応援していた。セリーグの阪神は、巨人が何となくきらいだからである。判官びいきで、こういう類は「隠れ巨人ファンだ。」というムキもあるようだが、本人はそのような意識はない。
毎日オリオンズは、私が小学校3年の時昭和24年に創立したのだそうで、翌年優勝した。野球に感心を持ち始めたのは小学校4年くらいからである。しかし運動神経が鈍かったのか何時までたっても仲間にいれてもらえず悔しかった。この頃仲間の一人が好きだった別当薫にあこがれた。その所属する毎日オリオンズが好きになった。荒巻や呉や本堂も好きだった。ロッテは31年前というから、社会人になってから7年目か8年目に金田監督のときに優勝した。あのマサカリ投法の村田が活躍したときだ。

今回のシリーズは複雑な気持ち、阪神にも、31年ぶりのロッテにも、勝って欲しかった。
しかし勝負の世界は厳しい。そういえばロッテの優勝をソフトバンクの王監督はどう見ているだろうか。どうもあのプレーオフという奴は納得がゆかない。今年など、まかり間違っていればリーグ戦で負け越した西武が勝つチャンスだってあったのだ。

この冬、楽天のTBS買収問題、それに連なる横浜ベイスターズ問題等で、また新しいチームが出来たりオーナーが変わったりするのかも知れぬ。それ以外にも今年のプロ野球をおおいに盛り上げた交流試合は、来年はどうするのだろう。パリーグのプレーオフ制度は?DH制度は?何の権限もない外野も、他所の火事を見る気分で充分楽しめる?
そしてまた春が巡ってくればシーズン開幕。熱い戦いが始まる。

来年の今頃はどうなっているかって?プロ野球の選手の実力なんて紙一重、環境、監督,運、そんなもので変わるから分からない、何より証拠にシーズン前の評論家の予想などあったことがない。今年の制度が続くとして、私の予想を・・・・・
「パリーグではシーズン負け越しながら3位になった東北楽天ゴールデンイーグルスが、プレイオフで上位2球団を下してリーグ制覇。セリーグではTBSからライブドアに売られた横浜が、チーム名をホリエモンベイスターズと改めて優勝。日本シリーズは4勝3敗で東北楽天ゴールデンイーグルス、MVPには同チームに今年彗星の如く現れた世界初の女子プロ野球選手楽島天子投手が選ばれた・・・。」
信じるむきは今のうちに楽天の株を買ったらいい、儲かりますよ。

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