419 「1年の計」(1月4日(水)曇り)

あけましておめでとうございます。本年もよろしく。

先輩F氏が年賀状の代わりにF通信なるものを送ってくれた。掲載されているエッセイ「犬、狗そして戌」からちょっと拝借すると
「犬は大、狗は小、戌は十二支に用いる。つまり大きいいぬは犬と書き、小さいいぬは狗と書く。戌は十二支とか方角、時刻のときだけもちいるとのこと。・・・・いぬ年だが、あまりよい用法はないみたいである。自分の歳を卑下して犬馬の齢・・・・犬羊狐鼠・・・・狗盗・・・・ただこの動物はわが国では忠実な生き物として評価されている。(狛犬のことである)・・・・・」こんなことを書いた後、F氏は「今年もがんばり「犬馬のよわい」を重ねようではありませんか」と結んでいる。

戌年・・・「戌が笑う」というとか、その言葉どおり景気よくなるか。
みんな景気がよくなると言っているから私もそう思うことにしている。しかし3割くらいは当たらないんじゃないか、と思っている。
予想なんていうのは当たらないものだ。ましてこの変化の激しい時代に1年後のことなんて・・・。昨年を見よ。誰もがダウは13000円前後で低迷するだろう、位に言っていた。それがおお外れ、16000円を越えた。予想にこんなにぶれがあるとするなら、今年だって年末10000円ということだってないとは言えない。
それに景気というのはマクロな環境条件。
この前みたテレビでは、「景気がよくなりますか。」と街角で聴きまくっていた。するとある老人が「医療費があがる、年金はカットされる、税金は増える・・・・よくなるわけありませんよ。」とはいて捨てるように言っていた。
それに個人ベースで見れば、健康問題だってある。私の周りには去年1年の間にずいぶん倒れただの、カミサンがなくなっただの、いろんな不孝にあった人が多い。そんな事になれば景気がよい、などと言っていられるわけがない。

環境がどうあろうと、個人的問題が起ころうと、自分自身だけでも景気よくするには・・・・・。せめて1年の計くらいたてよう。
「オリンピックで優勝する」「結婚する」「なにやらの資格をとる」・・・若い人はいいなあ。未来が輝いていて・・・・。もうこの歳になると無事息災に生きることだけが目標のように見える。私の場合、ラジオ体操を続け、スポーツクラブに通い、通信を書き続け、2度以上は海外旅行に行きたい。でも歳をとっても「犬馬のよわい」を重ねるだけでは、何となくつまらないからそのほかに一つか二つ・・・・

学ぶ姿勢を持ち続けたい。学ぶと言うのは、語学のように訓練するものもあるけれども、何かに好奇心を持ち、それを追求してゆくことも入る。好奇心・・・それがあるからこそ人間は自分に革命を起こし、進歩し、それゆえに若さを保てるのではないか、と思う。
もう一つは社会活動の範囲を広げないまでも縮めないようにしたい。リタイヤして一人で生活していると、自分の殻に閉じこもりがちになる。下手をすると一日誰とも話さなかったりする。そのためには周囲に、社会にこちらから積極的に働きかけてゆくようにしたい。最後に株や何やらでン万円儲けるぞ・・・目標ではなくこれは願望、世の中では「取らぬ狸の皮算用」と呼ぶようです。
私より若く元気な皆さんはどのような目標をお持ちですか。

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