433「どこがつるつるになるか」(2月18日(金曜日)晴れ)

高校時代の仲間に連れられて、奥多摩御岳山から日の出山をへてつるつる温泉。
あいにく臨時バスがなく御岳駅から滝本まで40分以上かけて歩いた。しかし天気は昨日のしぐれ模様が嘘のような快晴。風もなく素晴らしいハイキング日和。
ケーブルふもとの滝本駅から平均勾配22度の沿線を一気に上り、わずか6分で標高831mの御岳山駅。もっともここは時間があれば歩いて登るとよい。杉の巨木の林立する整備された道を1時間くらいだったと思う。御岳山駅で酒まんじゅうを食う。口に中にツンと酒のにおい、うまい。

ここから尾根を少し歩いて御嶽神社に向かうが、入口の随神門から250段ある石段がかなりきつい。参道の切り立った斜面に神代ケヤキ。推定樹齢1000年。国の指定天然記念物だそうだ。登りきると右手に北村西望作の畠山重忠像。ひよどり越えを馬がかわいそうと担いでおりたとか。畠山氏はかっては武蔵の豪族だったが、結局は鎌倉時代に滅びる。
「紀元前90年崇神天皇の時代に創建されたと伝えられる。山岳信仰の興隆と共に鎌倉の有力な武将たちの信仰を集め、厄除け、延命、長寿、子孫繁栄を願う多くの人たちの参拝によって栄えた。権現つくりの拝殿、神明作りの本殿等は徳川幕府によって造営された。」
御祭神は御岳山そのものなのだろうか。5月の連休明けに日の出祭り(例祭)が行われ、徳川綱吉公奉納の御輿を囲む武者行列が御岳山駅から神社まで練り歩くそうだ。
御岳山の頂上はこの神社で929m。奥の院の向こうにそびえるのは鍋割山1084mらしい。

御嶽神社を降り、また尾根道を伝って日の出山に向かう。さくさくの霜柱。日のあたっているところは溶け気味だが、歩きにくくはない。1キロ少しらしい。振り返るともう向こうの山に御嶽神社の社が見える。
日の出山(902m)頂上で昼食。いつものようにコンビニ弁当。思い思いに持参した焼酎だの漬物だのチョコレートだのが回ってくる。これが楽しくて山に来るようなものだ。
「こちらの方がいい。」と仲間の一人が言った。確かに周りから独立している感じだから、ここは日の出が美しかろう。山らしい山なのかも知れぬ。

食事を終えて養沢方面にくだり、つるつる温泉に向かう。
実は今日のコースは2年くらい前に一度来た事がある。そのときは武蔵五日市からバスでつるつる温泉近くまで行き、そこから日の出山に登った。御岳山にでてそこから元気よく鳩ノ巣渓谷、最後は「もえぎの湯」に行った。そのとき日の出山の登りは結構きつい、と記憶していたが、下ってみるとそれほどでもなく思えた。
つるつる温泉・・・・なかなかセンスのある名前だ。はげ頭がつるつるに成るわけではなく、お肌がつるつるになる、ということだが、要するにアルカリ性単純温泉。効能は神経痛、筋肉痛、五十肩に運動麻痺、うちみ、くじきに冷え性、痔疾、ありがたいことで・・・。町営と言うからあのふるさと創生資金ででも建てたのだろうか。

後は宴会。「利益のつけかえ?風説の流布?そんな瑣末な話で逮捕するのか。株価を上げるにはホリエモンを不起訴にすればいい。」「ナンだ、あのトリノオリンピックは。しかし石原都知事もカンにさわることを平気で言う。「たるんでるからだよ。」だって・・・。」「実は雅子様は私の生徒の一人だったんですよ。頭のいい方でみなわかっていらっしゃるんですけれど、きゃあきゃあ騒ぐタイプではなかった。皇室の水にはあわないのかしら。」等々談論風発、あるいはごまめの歯軋り?しかしこういうことを気楽に言い合えるのも仲間内ゆえ・・・。武蔵五日市にでて戻る。

註 ご意見をお待ちしています。
e-mail agatha@bekkoame.ne.jp
home-page http://www.bekkoame.ne.jp/~agatha

追伸 旅行のため2回ほど休みます。