秋田県藤里町の小学1年生殺害事件が大きく報道されている。
警察当局は、2件となりの畠山鈴香容疑者(33)を死体遺棄容疑で逮捕した。
今後の捜査の進展をみなければわからないけれど、容疑者には米山豪憲君(7)殺害のみならず、さらにその1ヶ月前に起こった自身の娘、彩香ちゃん(9)死因にも疑いの目がむけられているらしい。
事件の解明は警察にまかせるとして、いくつかの新聞に次のように報道されていた。
容疑者はほとんど食事というものを作らない。容疑者は、彩香ちゃんが誕生した後離婚しているが、夫にはほとんど食事らしいものをつくってやらなかった。彩香ちゃんもほとんど朝食を食べさせてもらえなかった。そのため給食を異常に沢山食べた・・・・。
これを知って。私は、事件の遠因がこの点にあるような気がした。
食事と現代の傾向を調べてみると、2003年に行われた<食DRIVE>調査(アサツーデイケー岩村?子)が見つかった。
現代は「食事を軽視する時代」だそうである。
「食費は出来るだけ節約したい」理由は「食べることに関心がないから」あるいは「食べることに興味がないですから」という主婦が増えているのだという。そして野菜や肉、魚などの生鮮材料を買わないようにする一方、コンビニおにぎりや菓子パン、カップ麺の購入はひかえないのだそうだ。もちろん一部にはおいしいものを食べるのが好きなものもいるが、それでも具体的な食事は「外食」や「デパ地下グルメ」、土日に家族と回転寿司、友達とランチにでかけるこなどが語られる。しかし自分でつくるものについて余り話がでてこない、という。
もちろん食事を作るには現代の主婦は忙しすぎる、「リタイヤしてサンデー毎日の君」などには分かるまい、と言われそうである。しかしその実態は必ずしも肯定できないものもあるようだ。
アンケートによると、「今週は忙しくて食事の支度に時間がかけられなかった」主婦(38)の多忙の理由は、週3回午前中にしていたテニス。「仕事で疲れて夕飯を作るのが面倒になった」と夕食をラーメン屋で食べることにした主婦(28)の仕事は、午後4時に終る在宅アルバイト。「子どもを幼稚園に出す準備に忙しく、朝は目玉焼きとサラダを作る余裕もなかった」主婦(31)の起床時刻は6時30分で、食事をするのは7時、ということだそうだ。
その結果、主婦にとっての食事作りは「どうしてもやらなければならないこと」ではなく、ほかの「しなければならないこと」「したいこと」、あるいは「その日の成り行き」の中で、結果として「作れなくても仕方ない」「簡単にすませてもいい」というものになっているのだという。
しかし食事こそ人間の生活の基本、それどころか目的といっても差し支えない。夫や子どもといった動物?は、食事で繋ぎ止める事ができる。別のところで子どもは特段何もしなくても、食事さえきちんと与えれば悪くなることはない、とも聞いた。
以下理想論を少し・・・・。主婦は食事をもっと作るべきである。
夫はそれをほめるべきである。夫は時には主婦の代わりに食事を作るべきである。
母は娘に何をおいても食事を作らせるべきである。食事を作る楽しみを教えるべきである。
よほど気の会わぬ夫婦でない限り一緒に食事を作り、食べることを楽しめる夫婦に離婚はありえない、とも思う。
バランスの取れた食事は、もちろん健康にも脳の活性化にも役立ち、さらに心の安定ももたらすと信じている。さらに言うなら、食事を作るということも、実は大変楽しいことなのである。物を作ることを通じ、ストレスを解消し、精神の安定と脳の活性化をもたらす。
最後に別のサイトに熟年離婚の話もでていた。
これも一面では妻が食事を作ることに疲れた、夫が作った食事をほめてくれなくなった、口には出して言わぬがそんなところに原因があるように思うが如何だろうか。
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