494「超・いちに歩こう会」(10月3日(火) 曇り)

高校同期のグループで半年に一度「いちに歩こう会」というのが開催され、私もほとんど参加している。しかしその会で歩くのはいつも10キロ強、少し距離が短い気がする。

歩く、走る、の上を見ればみんな凄い。マラソンは42キロ余りだし、同期のK君はかって100キロマラソンを二度も完走したという
そこまで行かなくても・・・・手元に「四国お遍路バイブル」という書物がある。1200キロの道を45日くらいで踏破するとしているから、一日30km弱。「東海道を歩く」というのもある。東京・日本橋から京都・三条大橋まで492kmだそうである。この本にあるモデルコースは大分ゆっくりしていているが、昔の人は16日か17日で踏破した、と何かで読んだ。するとやはり一日30キロくらい。65歳、一昨年ひざを痛くした前歴を持つ自分としては、少々自信がないがその程度歩けたらいいと思う。
友人の一人は、妙正寺川から神田川にでてそのまま隅田川まで歩いてみたそうだ。20kmくらいになろうか。コースとしては川沿いで悪くない。しかし地図によると、哲学堂あたりで暗渠になり、分かりにくそうだ。

荻窪の商店街では「青梅街道カチ歩き大会」というのを毎年やっている。新宿から青梅まで歩くのだが、ほぼマラソンコースと同じ42キロになるのだそうだ。
そこで青梅街道を我が家から青梅まで歩こうと考えた。新宿から我が家まで約10kmだから、もし歩ききる事ができれば30km以上にはなるだろう。途中で、いやになればそこから帰ってくればいい。10時15分に家をでる。いけるところまで行きたい、と考えたから、身にはポーチ一つ持っていない。
この前、暇に任せて歩いた東京ガス小平グラウンド前、つまり新小金井街道入口まで9kmくらいか。12時10分か15分につく。街道交差点付近にある「肉の万世」でハンバーグ定食。昼からのことを考えて、もちろんビールはなし。面白いことに、私のように青梅街道をどこからどこまでかは知らぬが歩いてみようと考えている人はいるようで、それらしき人をみかける。

青梅街道は、歩道が整備されており歩きやすい。しかしちょっとやっかいなところが2,3箇所。北原の交差点は、歩道がないから南側を歩くといい。野口橋は、側道をゆくと途中から階段を登り、車道の脇を通って向こうに降りられる。瑞穂町の立体交差もほぼ同じ様な構造になっている。
ただこの街道のよいところは、マックなどどこにでも休むところがあることだ。この前テレビでやっていたけれども、歩く場合「体重(kg)*5*距離(km)(cc)」の水分補給が必要とか。実際はそこまでは要らないと思うけれど、わたしの場合、計算では、65*5*30=約10リットルの水を補給する必要がある。水分補給にトイレ利用に大いに活用できる。

瑞穂町をあるいていると、自動車の表示看板に青梅まで7キロとでて、さあ頑張ろうと思う。ところが、1、2キロ歩くと、街灯の標識が青梅市新町になった。午後4時半。青梅まで、というのは青梅のどの辺りをいうのだろうか。ここからがたっぷりある。しかし青梅市に入ったということで、今まで立川で帰ろうか、拝島で戻ろうかなど考えたが、俄然やる気がでてきた。手を左右に振って歩く元気ぶり。工事をやっているお兄さんに「青梅駅はこちらでいいか。」と確認すると、「次が小作(おざく)だけれど青梅駅といえばだいぶあるよ。」とあきれられた。奥多摩に向かう道との分岐を右に行き、もう暗くなりかけた商店街を頑張る。町にはまだ瓦屋根の家などもあり、昔の面影を残す。

ようやく6時頃青梅駅についた。食事の時間とお茶の時間に1時間くらいかけているから6時間45分、約7時間歩いたことになる。さすがに疲れた。もう何をやるのも億劫。腰の辺りが痛い。帰りは特別快速、荻窪からもバスを利用してほうほうのていで家に帰る。歩こうと思うと足が十分に上がらぬ。足の裏に豆らしきものもできている。
しかし私はまだ体力があるのだろうか。1日寝るとかなり回復し、翌日の朝のラジオ体操にも参加する事ができた。実際のお遍路さんだの東海道だのの場合、これが何日も続くことになる。それができるかどうかは分からない。しかし少しの自信は得た気がする。

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