535「世界同時株安」(2月28日(水)晴れ)

昨年年初はみんな楽観的だった。日経平均は徐々にしか着実に上がってゆくでしょう。
しかしあのホリエモンショックで大きく揺さぶられた。
今年も同じように、お正月はみんな楽観的。日本の底堅く、長期の景気拡大が続くでしょう。事実その通りになり、特に最近は順調に上値を追っていた。
しかし何か話がうますぎる気がした。人生なんて一寸先は闇!

ニュースはわれわれ一般大衆の知らないところで起こる。情報収集力がないのだから仕方がない。起こってからあわてて対応する以外ない。右往左往した結果、責任が自分にかかってくることだけは確実!
昨日の夜、テレビでアナウンサーが「ニューヨークが500ドルも下がっている。」と信じられないような声で報道していた。おまけにここに来て円高である。これは明日は大きく下げるに違いない、と考えた。

案の定だった。語学の放送があって、9時10分過ぎにパソコンの画面をのぞくとみんな緑。つまり予想通り大暴落である。
その後の情報でこの暴落が中国発の世界同時株安とも言うべきものである、と分かった。発信源は上海。上海で大暴落した結果、ヨーロッパやアジア諸国の株価が下がり、ニューヨークで爆発した,と言うことのようだ。昔だったら中国経済など規模の小さなもの、大した影響を及ぼすはずがない。それが今や世界の大国。
中国株はまだ株式市場が未整備で、実態が株価にとうてい伴わないボロ株が7割、インサイダー取引は禁止だが、摘発された話は聞かぬ等。しかし中国人はなかなかの博打好き。そんな彼らが賭け気分で株を売り買いしているのだそうだ。余りの加熱振りに当局が取り締まりにでる、との情報が流れ、それが株価の急落を誘ったのだとか。

アメリカの場合は最近の経済指標が景気のスローダウンを予測するものだった。それが一気に吹き出た。今回の下げは同時多発テロ以来の大きなものであるとか。ヨーロッパはかなり過熱感が強かった、との情報。日本はファンダメンタルはいい、しかし昨日今日は外人が猛烈に売り込んでいるとか・・・・。

この先どうなるかは分からない。しかし一応私は強気である。一時的なもので明日は相当に戻すのではないか、と予測する。下がったときは逆に言えば買い時と少しばかり前々から欲しいと思っていた株を買った。
結局日本の株価は一時は700円以上下げた。4%の下げである。しかし引けにかけて予想通り戻し、終わりでは515円程度の下げで留まった。円高も118円半ばで一応止まっているように見える。このまま元の状態に戻れ!戻れ!

イノチ金をかけているわけではない。株に投資している分は私の資産の一部に過ぎぬ。比較的安心してみていられる。もちろんその裏返しで儲けを売る度合いも少ないのだけれど・・・・。皆さんはどういう手を打ちましたか?
「人のゆく裏に道あり花の山」しかしこの名言を紹介したところ、友人が「こういうのもあります。人の行く裏の道にはクマが出る。」花の山か、クマがでるか・・・。

後記(3月5日朝)
ぎゃーっ!株価の急落が止まらない。今日も大方の予想は下げである。私の資産もどんどん減っている。酒がまずくなる日が続く。ただ先日の買いは資源エネルギー株などであり、実害はほとんどない。今日は売るべきか否か・・・・。
円を売って利率の高い外貨で利子をかせぐ円キャリートレードの逆戻しも、以前続いている。116円台にきた。この先不透明。この前、ドルを円に換えた取引は成功だったが、その分すぐにユーロに変えたから、資産バランスが多少変動しただけで依然苦しんでいる。

註 ご意見をお待ちしています。
e-mail agatha@bekkoame.ne.jp
home-page http://www.bekkoame.ne.jp/~agatha

読者から次のようなメールをいただきました。

株はすべからく美人投票であるという点は、今も通用する理論かと思います。
http://www3.ocn.ne.jp/~kojihk/whale/night/nightes/ni11.htm
皆が美人だと思う人に投票して、分け前に預かる。この考え方は生きています。
昨日の株価を見て底入れと判断する投資家が多ければ、これで反発。
そうでなければ踊り場で下降。どうなるか楽しみですね。
ただ下降相場では素人は勝てません。上昇相場になることを祈っています。