仕事始め。おせち料理はそろそろなくなり、ごみ収集が始まり、背広コート姿のサラリーマンが目立ち、スポーツクラブには着なれぬ和服を着た女性係員が現れた。天気は予想に反してウラウラ晴れ渡り、なかなかの好日。
但し和服も多すぎるといけないのか、ずらりと和服姿を並べた株式市場の大発会は大荒れ。たった半日なのに600円以上も下げた。アメリカの景気先行き不安、ついにバレル100ドルを越えた原油高、それに加えて日本は円高が追い討ちをかけた。年末・年始にかけて約4円も円高進行、言ってみれば日本人にとっては物価が4%上がったようなものだからおだやかではない。2日にニューヨークが大幅にさげたことも手伝ってこの大暴落となった。評論家はまだまだ5月ごろには18000円挑戦、などと強気なことを言っているが、その肩書きを見れば**証券顧問など。彼らにとって株が上がってくれなければ商売にならぬと叫んでいるだけだ、と一般投資家は冷ややか?
私もようやく平常のペースが戻りかけてきた。朝はラジオ体操、語学も少しだけ聞き、スポーツクラブのサウナでは前もかくさず知り合った顔と「おめでとうございます。今年もよろしく。」、終って喫茶店に入り、昼食代わりのサンドイッチを注文、テーブルにすわり周囲の様子を窺いながらコーヒーをすするとやっと人心地する。
今年はどういう歳になるのだろう。
正直、想像がつかぬ。そのくらい最近は変化のスピードが速くドラステイックだ。
2月17日に亡妻の13回忌をする。何となく私はこれが最後の弔いになるような気がする.1周忌、3回忌,7回忌、そして13回忌・・・・「17回忌だって,30回忌だってあるわ。」と誰かが反論した。しかし13回忌以上は比較的少ないように思う。30回忌・・・数えてみるとそのとき私は83歳。元気で生きているなら、亡妻のことより自分自身の健康に祝杯を上げたくなるのかもしれない。
冒頭にも書いた原油価格の高騰で昨年はゆれた。この正月にガソリンを入れようとして5000円札を用意した。余り車に乗らない私がガソリンを入れるのは久しぶりである。ところがお兄さんは「7500円です。」とこともなげに言う。高くなったなあ・・・・。考えてみれば1年前は100円を切るかその前後だったように思う。それが150円、だから5000円だったものが、こうなるのは計算があっている、と改めて得心。
現代文明は石油文化だ、と誰かが言っていた。その石油は埋蔵量を含めてもあと80年ちょっと位しか持ちそうにない、省エネルギーに勤めなければいけない、と最近のテレビ放送。
そのとおりなのだ。一見進歩の極みを尽くしているかに見えても石油の上に乗っかってふわふわ・・・・。
若い頃、原油がなくなるとどうなる、と議論した事がある。いろいろショッキングな話が出たが、ある人間が「そう急激な話にはならない。原油価格が徐々に高騰する。高騰すれば人々は、今まで採算の取れなかった石炭から石油を作るとか、あるいはオイルサンドを利用するとか考える。それでも追いつかなくなれば原子力がある。太陽エネルギーなどの自然エネルギーの進展も進むだろう。」
原油高はその予兆にも見え、むしろそこまで楽観して善いのか、との疑問さえわく。原子力が常に使用上の危険が伴うし、自然エネルギーは大きなものは結局太陽エネルギーだ、太平洋をソーラーパネルで蓋うか、などと揶揄されてもおかしくはない。正月にやってきた孫たちを見て思った。この子たちが私のような年齢になる頃、世界は、日本はどうなっているのだろう人類滅亡なんてことにならなければよいが・・・。
そうは言っても想像つかぬから、とにかく目先の問題。今年はまだまだ続きそうな原油価格の高騰にどう日本が取り組むのか、が大きな問題であるように思う。
こんな中で私の年頭の決意?・・・・やはり健康。元気でバカをやり続けたい。旅行にも行きたい。世の中の変化もずっと見て行きたい・・・・・・。あと、20年か30年、終わりが見えてきているだけに・・・・。
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