634「自転車をもっと利用すべきだ!」(2月13日(水)曇りのち雨)

駅前に行くと違反駐輪禁止と騒ぎ立てている。しかし私は冷ややかな目で見ている。
駐輪場を作らないでおいてなんだ、と言う思いである。行政は「努力はしているんです。有料駐輪場をこんなに作りました。」しかし駅から遠い不便な駐輪場に自転車を置きに行くほど、皆が奇特であるとは思わない。

駅に駐輪場をもっと作れ!と叫びたい。駅地下があるではないか。大体自転車を利用する人は鉄道を利用する。お客様に対して、JRが法律で定められていないから、駐輪場を作る義務はない、と開き直るのはおかしい!
商店街だってもっと駐輪場に協力するべきだ。たとえば広い歩道には街路樹を植えている。よく見ると街路樹と街路樹の空間は通行には余り使っていない。見栄えは悪いが自転車に開放するくらいのことをしたらどうだ!
道路には自転車専用道路を作るべきだ。どうも従来道路を作るときに歩行者と車のことばかり考えて自転車のことを無視していた。そんなに道路を広くできない、などいう人もいよう。ここは議論を分けて考える必要がある。広い道路と狭い道路と・・・・・。狭い道路は確かに無理だが、幹線道路は、案外ゆとりがある。場合によっては車の車線を一つ減らせばいいではないか。交通混雑と大騒ぎするだろうが、本来進むべき方向は、車を減らして環境にやさしい自転車を増やすような政策であるべきだ。

自転車交通を支援するシステムを研究すべきだ。大学などでは共用の自転車を設け、学内多くの場所に駐輪場を置き、学生は共用の自転車を乗るようにしているそうだ。不心得者がいるから難しい点も多いだろうが、地域に応用できないだろうか。
駅周辺は自動車乗り入れ禁止にし、1キロか2キロ離れたところに大きな駐車場兼駐輪場を作る。自転車は共用にする。人々は車をそこに駐車させ、共用自転車で駅周辺に繰り出す、そんなシステムはどうだろう。
自転車のリサイクルをもっと活発に出来ないだろうか。放置自転車は大半が引き取りに来ないそうだ。引取りには結構な金額の管理料金を取られる、それならいっそ新しい自転車を買ってしまおう、今は十分安いと考える人が多いからだ、と言う。処分にも金がかかるからと、行政は、どこぞの業者にまかせ、それが輸出されて北朝鮮や中国にわたっていたりする。しかしやり方がまちがっていないか。リサイクルだって商売だ。広告や宣伝、買い易い雰囲気、商品をきれいに見せる等の工夫をすれば、どんどん需要が出るのではないか。古本屋が売れぬ、売れぬ、と騒いでいたが、ブックオフがでてきたではないか。

京都議定書の意味を考えた事があるか。日本は膨大な量の二酸化炭素の削減を求められている。交通面における二酸化炭素削減のエースは自転車である。ところが今の行政は新しい道路を作ることばかりを考えている。新しい道路を作る、便利になる、車が売れる、また混雑する、また道路を作る、まさにスパイラルではないか。それを断ち切るには自動車交通を不便なままにしておき、足りないところを自転車と足で補うようにすべきではないのか。大体人口減少社会に入っているのに交通量が増える、というのはおかしいのではないか。交通量も人口に比例するくらいに考えるべきではないのか。

そうと決まれば道路特定財源に対する見方も変ってこよう。従来どおりガソリンから税金を取ったってかまわない。その税金をあえて一般化する必要もない。しかしその金を今までのように自動車道路を作ることに使うな、二酸化炭素の排出を抑えるように自転車交通等を充実させることに使え。等とここで言ったのは、歩行者や電車の利用などももっと考えるべきだ、との思いだが、その点はまた別に述べる。

最後に、自転車交通のマナーについて、もっと法整備と対策を検討すべきた。大体お年寄りが安心して歩けない歩道なんてあってたまるか。歩道を自転車で走らせる場合は、あくまで歩行者優先であることを教えるべきだ。もちろん携帯電話を使いながらの運転などご法度だ。捕まえてぎゅっとお灸を据えてやるべきだ。

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