夜、A君、弟と3人で一杯会。多摩センター駅を降りると、クリスマスのイルミネーションが駅前大通をおおっている。なかなか美しく有名らしくカメラを構えている人も多い。「もう白熱電球や蛍光灯に変わってLEDが少メインも主流になる日も近いのだろうなあ。」
A君は某大学教授でシステム工学専門。弟は自動車会社の技術屋。私も一応技術屋の端くれだから技術的な話は夢があってなかなか面白い。以下眉唾的話も含めて・・・・。
技術の進歩はめざましく、昨日までは夢のようなことが、今では当たり前になってくる。弟の知りあいの大学教授は、なかなか予算を取ってくるのがうまい人なのだそうだ。
その彼はかってミサイルはどんどん精度を上げられるけれども、みんな飛ばしてしまえばそれでオシマイだ。レーザーを使えないか、と提案し、予算を獲得したそうだ。大空をレーザー光が飛び交い、進入してくる敵を打ち落とす、まさにTVゲームの世界である。
その彼は、今はある藻の研究をしているのだそうだ。その藻は石油と同じ物質を発生する。そんなものができれば、石油なんかいらなくなるのかもしれない。
話は発展して太陽光発電の話になった。
最近はシリコンパネルに変わって塗るだけで電気が得られる塗料が開発されているとか。・・・夢の太陽光発電!残念ながら、効率はまだシリコンに較べてずっと低いそうだが・・・・。「そんなのができれば家中塗料を塗りたくってしまえば、電気代などかからないに違いない。」とA君。
先日の日経新聞(14日)に「電気自動車どこまでエコ」という記事が載った。
電気自動車「エリーカ」の開発で知られるという大清水教授の試算では「電気自動車はガソリン車より三倍効率が高い。」
電気自動車:
発電効率(53%)*送電効率(96%)*充電効率(85%)*モーター効率(80%)=総合効率35%
ガソリン自動車:精製(92%)*輸送(98%)*エンジン・機械損効率(9.6%)=8.6%(*)
この記事を見たとき本当かな、と疑った。ここまで効率が違うなら電気自動車の未来は洋々、逆に現在の自動車会社の先行きは暗い。
弟にデイーゼルの効率を聞いてみた。30%くらい行くという。電気自動車は走行距離や蓄電池の問題が大きいから一概にいいとは言えぬ、と話していた。私は、はっきり言ってよくわからぬ。しかし照明の主流がLED、どの家も塗料を塗って電気発電、走る車は電気自動車、となれば日本のCO2削減目標も案外達成できるのかも知れぬと思った。
どこでどういう会話になったか、人類の起源はオンナである、という話になった。すると
* DNAの目的は種の保存である。最初はオンナばかりであった。そのままでも繁栄を続けられるのだが、みな同じDNAであるとそれを破壊する何かが発生するといっせいに壊されてしまう。それで異なるDNAを持つ男を考えだした。こうすることにより無数の種類のDNAが存在するようになり、一つや二つ壊されても主の保存はできぬことになる。
* 従って世の中は女が主体で、男はDNAを次の世代に渡すメッセンジャーのようなものである。キリスト教の創世記伝説は大間違い!
* そのような形態を発展させるために男にはDNAを撒き散らす本能、女には受け入れて守り育てる本能が存在する。
「蝶は雌より雄が少し早く蛹から蝶に変わる。彼らは雌の蛹が区別がつくらしい。羽化した雄は本能的に雌の蛹の周りに集まる。そこで早くも雄同士の戦いが始まる。」と弟が付け加える。
生物の最初が雌という話は、最近では常識になっているとA君と弟。「雄はメッセンジャーか。俺は一体何をやってきたのだろう」「それならもう少し撒き散らさせてくれてもいいのに。女も積極的になってセクハラだの何だの騒がなければいい。」
帰りに記念写真を撮ろう、ということになった。
写真といえば、最近「顔きれいナビ」という技術がでた。撮ろうとしている人物の顔に自動的に焦点を合わせる虞術である。松下が始めたと思ったらどこでもやり始めた、私の富士写真フィルムのカメラも搭載している。実はあの技術は村田製作所の技術員が思いついたものだ、と私は受け売りの知識を披露する。するとA君がそれよりすごいのがある。カシオの新しいカメラは「皴消し」という機能を搭載しているそうで、おばさんに人気があるとか。そんなら縦横比率を少し変えてみんな痩せて撮れる機能というのはどうだ、と弟。カメラもどこまで進歩するやら。
今の日本の苦しい立場を逆転するには、技術の発展によって頼らざるを得ない。またこういう情報交換会みたいな忘年会を来年も続けようということでお開き。
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