最近読者からもらったメール。
「内閣支持率は低下の一方でフジテレビの調査では10パーセントを切ったとのこと。
主要調査ではまだ10パーセントを維持しているもののこれでは選挙はやれませんね。
でもこのままでは反転上昇は無いでしょうね。小泉さんから3回も選挙をやらずに変わりましたね。小沢さんになっても代わり映えしないでしょうが、困ったことですね。」
さすがに10%をきった、という調査は一つだけだが、他でもせいぜい10%台後半。末期的症状であることに変わりはない。
オバマ政権がこれから世界とどのよう向き合ってゆこうか、ということで、閣僚たちを世界に派遣して様子を探らせている。クリントン国務長官のアジア訪問も其の一環とのことだ。それでも日本に一番に訪問し、日米関係の重要性を繰り返すのはひょっとしたら政権が変わるかもしれない、と踏んでいるからに違いない。国連中心主義などとい妙なことを言うものより、現行の麻生政権が続いてほしい、と思うのは当然で、そのために24日の麻生首相訪米、ホワイトハウスでのオバマ大統領との会談への招待という手土産まで持ってきた。・・・・それにしてもこれから政権をとろうとする民主党の首脳が会うことに躊躇している様子なのは米国ならずとも理解に苦しむが・・・・。
ところが麻生政権は足元では中川財務大臣の辞任問題。
元はといえばABCニュースが報道し、それを日本のメデイアが面白半分にとりあげたからだ。「中川財務大臣はG7記者会見で眠っているとしかみえなかった。長旅のお疲れは分かるが日本の経済が失速し、トヨタや日産が何千人もの首切りを行おうという状況を考えれば眠ってなど居られないのではないか。若しそれで耐えられないとおっしゃるならイタリアの刺激の強いエスプレッソコーヒーをお勧めする。」記事にはSee
for yourselfとしてご丁寧にも居眠りの写真まで添えられている。
野党は実にずるい。自分たちが其の記事を発見したわけではなく単に人が騒いでいるのをみて尻馬にのっているだけなのだ。補正予算の衆議院通貨後に辞任は、「自分が辞めることになっても最後まで責任だけは果たそう。」とする中川氏の考えだったと思う。それを「参議院は無視していいのか。」「あんな醜態をさらしたのに自分が何かいえる立場か。」などとし、即刻退陣に追い込む。さらに今度は首相の任命責任まで追及している。
オバマ政権は1ヶ月もたたぬうちに日本の国家予算を上回る規模の不況克服のための財政出動を決めた。ところが日本は野党の反対が強く、政治は停滞したまま。これでは株価も上がりようがない。野党にまったくアメリカのように与党と話し合ってこの経済危機を乗り切ろうという協力姿勢が見られない。
民主党政権ができた場合のことを考える。今こんな態度ではとてもなごやかな国会など臨むべくもない。野に下ったとしても自民党的な考えの支持者は多いはずだ。すると今の自民党以上に数に物を言わせた強権政治か・・・・独裁政治は右からばかりでなく左からも生まれる可能性がある。其のことを国民は忘れてはならぬ、と思う。
政権の影響を考えると即時的には景気対策の遅れだ。今回の世界景気悪化の影響は日本が一番大きそうだ、ということが最近漸く判明してきた。それなのに世界は遅ればせながら回復にむけ努力をしているのに遅れる。国を失うことにならないか。
しかしそれ以上に心配なのが日本の将来の考え方の問題。生活にすぐに影響するわけではないけれどもこれが正しい日本の進路か、と疑問符が着く。
ソマリア海賊対策に対する自衛隊の派遣問題は、最近では一番身近に考えさせる。もともとは民主党の若手議員が提案したものだった。ところが実現の話になると、反対する社民党の協力をを得たいものだから態度がふらついている。
他にも、ある民主党政権に反対するものがブログで上げている問題点(一部)。
*国連中心主義 *外国人参政権の推進を行う *移民1000万人受け入れ
*沖縄に外国人を3000万人受け入れ、日本から切り離す(沖縄ビジョン) *人権擁護法案
*戦時性的強制被害者問題解決促進法案 *北朝鮮人権法案(民主党案)
一見、なかなかよさそうに見える提案も考えてみると首を傾げざるを得ないものが多い。民主党には右も左もごっちゃに入っている。また政権をとりたい一心で、社民党などすべての野党にも連携を呼びかける。その結果が現れているといえよう。これらの意見は、すぐ政権をとったから、すんなり実現に向かうとは思わない。しかし民主党の考え方の本質とその根本の危うさを示すものである。民主党政権が出来る日が近いというなら、今一度、国民もマスコミも本当にこの党の考え方を真剣に見直してみる必要があるまいか。
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