2、3日前の新聞に
「競馬必勝プログラムでボロ儲け、160億円荒稼ぎの中身(夕刊フジ)」という記事が掲載された。ちょっと長いけれども、主要なところを引用すると・・・・・
「競馬で巨額の利益を上げたデータ会社が、東京国税局に所得隠しを指摘されてことが分かった。競馬に関するあらゆるデータを解析し、高確率で配当金を得る独自のプログラムを駆使。資金力に物をいわせて荒稼ぎしたその額はなんと約160億円という。
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国税庁は査察の際、英国人社長のパスポートを押収したが、彼は在日英大使館に紛失した、と申告し、再発行させて出国してしまった。資産も大半が海外に移されており、資産の差し押さえ額は二十数億円にとどまると言う。
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「気象条件や競走馬、騎手の情報などを入力し、勝率の高い組み合わせをはじき出す独自のプログラムを開発。これに基づき、億単位の資金を、1番から3番までの順番を当てる高配当の「3連単」馬券に突っ込んでいた」(関係者)
競馬ファンならずとも手に入れたいプログラムだが、「3着までに入らない「はずれ馬」を除外した上で、残りのほとんどの組み合わせを買う手法だったため、資金力のない一般ファンにはまねのできないやりかた」(同)とも。
倍率(オッズ)に応じて投入資金を配分し、配当金が投資額を上回るように巧妙に計算されていたというが、果たしてこれで勝ち続けられるのか。
「理論的にはありうる。5,6番人気の馬が3着までに入ると、かなりの高額の配当が期待できる。ただ18頭立ての、すべての組み合わせを買えば、4896通りにもなり、最低でも50万円近い資金が必要。ここから数頭の「はずれ馬」を除外したとしても相当の資金がかかる。一般人にはとても真似できないだろう」(競馬予想専門家)」
少しこの記事を考えてみる。
「18頭立ての、すべての組み合わせを買えば、4896通りにもなり、最低でも50万円」と言うところは
18*17*16=4896 100円の馬券を買うとすれば約50万円、ついでながら可能性のない馬5頭をはずした場合は 13*12*11=1716、17万円、大略3分の1ですむことになる。
ところで一般大衆は馬券を買うときにどのように考えるだろう。少ない資金である。出来るだけ可能性の高いと考えるものに1枚、2枚買うに違いない。そして大半の金は当たる確率の高い連勝複式などに回すだろう。一方1枚、2枚しか買わないとすると、情報が十分あるわけではないからか偏るだろう。
これを完全に数学的な確率で行なうとすれば、大衆の投票行動とは差が出るに違いない。その差を利用して儲ける、と言うことなのだろう、とは儲けられぬ我々の意見。しかし昔競馬の掛け金のうち払い戻しに回される金は75%と教えられた。ついでに宝くじは50%以下、そこに行くと株式相場は手数料だけで相場が変動しないとしても100%お客さんに戻ります、と株屋さんは宣伝していたけれど・・・・・。その75%を適用しても儲かるのだからすごい。
ところでこの話を友人のA君にしたところ、見栄晴君の話をしてくれた。
「彼は競馬場に行くときは、賞金を入れるバッグを持ってゆくという。そのやり方はこの3連単方式らしい。ほとんど外れるがそれでも悠然としている。しかし時に当たり、その額が大きく、もとを取り返してしまうそうだ。」
我が家に戻って、早速見栄晴君のことをウエブで調べる。
あの「欽ちゃんどこまでやるの」で採用され、一躍大スターになった男。実家と母の経営する飲食店は東京競馬場周辺にあったこともあって、熱烈な競馬愛好者。
「クラブ法人であるゴールドホースクラブの代表取締役も務めている。近すぎるためか競馬場にはほとんど行かず、専ら電話投票(PAT)ですませている。極端な穴党で「競馬予想TV!」では、PATで「買えなくなるくらい買った」、「1200点以上買った」などと言っている。グリーンチャンネル競馬番組(2004年収録の「競馬場の達人」)では、三連単を600点近く買う買い方で、10万馬券2回を含む三連単3回、三連複1回を的中させ、50万円近くプラスで終えている。」(Wikipedeia)
すごいなあ、弟子入り志願しようかしら・・・・・・・。英国人は捕まっても捕まらなくても良いけれど、160億円「濡れ手に粟」で儲かる賭け方を知っている人、誰でもいいからそっと教えて・・・・・。
註 ご意見をお待ちしています。
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友人から次のような話を聞きました。
このニュースを朝日新聞で読んだとき、ふと、「競馬と脱税」を思い出し、おそらく、マネー洗浄の隠れ蓑だなと思いました。というのも、相続税を逃れるための生前贈与で、競馬狂を装い、毎回、競馬のビッグレースの前日に数百万円を引き出し、翌日の負け馬に投入したと具体的に記録し、税務署の通帳査察の言い訳を準備する輩がいると聞いたからです。