9時前に床に就いたのに、中々寝られなかった。
原因の第一は、少し考え事を気にしているうちにサッカーの結果が気になりだしたのである。FIFA日本・オランダ戦。
アンナ物は結果をみればいい、そうでなければダイジェスト版で十分、と考えている私。
詩吟をやっているグループには、南アフリカまで見に行っている男がいるがとてもそんな気になれぬ私。起き上がってTVのスイッチをつける。もう後半20分過ぎ。1:0でオランダがリードしている。
なんとなく気になって終わりまで見てしまった。結果はもちろん変わらない。ここで素直に寝ればいいのだが、速報も見ながら、ふと妙なことが頭を霞めた。
中国元は本当はいくらなんだろう。
YAHOOサイトに売りと買いで少し違うが1元=13.3円。
これに驚いた。実は3日前に中国旅行から帰ってきた。旅行中1元は15円と思っていた。
国営友誼商店に行き、ペンダントを値切りに値切って25000円で買うことにした。
店員は換算し、1785元とした。「1元は14円で換算します。」というのだ。
「この金額で請求し、請求時の為替レートで円に換算し、口座から引き落とします。為替レートは日々変わりますから、少しずれるかもしれませんがご容赦を・・・・」
「そんなことはない、15円だろう。」
15円で換算すれば1667元、安くてすむではないか。
14円で計算して1785元請求し、換算時のレートが今と変わらないとして15円にしたら、1785*15=26775円、値切った努力が半減される、という思い。
「為替は日々変わるものでございまして・・・」と向こうは下手。
15円が14円、こんな短い期間にそんなに円高が進むものか、と思ったが、旅行中余り争っても仕方ないと考えてあきらめた。
しかし国営商店の名を上げながらずるいことをするものだ、と思った。
ところが13,3円、どうなっているのだ!
他のページもみたが大体この値、しかも円と元の関係は最近こう着状態の記述。
これなら国営友誼商店は25000/13.3=1880元請求できたはずではないか。
一旦床に就いたが気になって仕方がない。
そもそも自分が1元=15円と思ったのは何故だろうと考えた。
そうだ、あれは夜のオプショナルツアーの支払いだ。
「3900円でございます。」という。
たまたま北京空港で昨年のヨーロッパ旅行であまっていたユーロを元に変えていた。
「元で払えないか。」「もちろん結構でございます。1元=15円ですから260元です。」
13.3円なら293元のはずだった?????
誰だって損はしたくないはず、何故だろう。しばらく考えたようやく得た結論。
オプショナルツアーは、もともと260元だった。日本人観光客は多くが円しか持っていないから円で請求せざるを得ない。それなら少し高めの15円で換算してやれ!3900円。
国営友誼商店の場合、商品につける値段は元表示である。
こちらは少し良心的で、実勢レートに近く14円で計算していた。
ところが私のような妙な客が出現して、売買価格が25000円ということになってしまった。
本当は店は損しないためには12円くらいで換算し25000/12=2083元くらい請求すべきだった。
しかし商店では外貨交換所みたいに換算レートを二本立てにするわけには行かないから14円に設定して店員に周知していた・・・・。
ちなみに北京空港のユーロの元への換算はどうであったか。
200ユーロが1450元、よく見るとコミッションが50元引かれている。1500元として1元=0.133ユーロ。1ユーロは112円くらいだから112*0.133=14.89。・・・・その上コミッションだから随分いい商売をしているわい。以上、私の寝られなかったわけ!
〔追記〕20日の日本経済新聞に「人民元「弾力性を強化」・・・・小幅上昇容認へ」の記事。
人民元は現在ドルに固定されていたが、再び小幅変動を認める政策に変えるらしい。ただし「変動は限定的か・・・対ドルで年内3%以内の見方。」ともある。するとこのまま1ドル90円前後で変化すれば、あの1785元を私の口座から引き落とすときには1785*13.3*1.03=24450円ということか。・・・・まったくややこしや!ややこしや!
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