888「どこに行くのか、日本丸」(8月9日〔月〕曇り)

広島では「不透明、不確実な要素が存在する中では、核抑止力というものは、わが国にとって引き続き必要である。」
広島市の秋葉市長が、政府に「核の傘」からの離脱を求めた。
これに対して、菅首相は「核軍縮に向けた強い思いは共通するが、国際社会では、核兵器を含む大量破壊兵器の拡散という現実もある」としたうえで、「引き続き、核抑止力は必要だ」という認識を示した。
その一方で、菅政権として非核三原則を堅持する方針を表明した。
この発言に被爆者などから抗議の声が上がった。これを考慮したのだろう。
長崎では、非核三原則の法制化について「政権担当して2カ月なので、私なりに検討したい。検討した中で判断したい」と述べた。これは一歩踏み込んだ発言といえる。
しかし話を全体的に眺めるとこの内閣は一体何を考えているのか分からない。「核は持ち込まないで、しかしあなたの核で私の身は守って・・・」普天間問題と同様にアメリカが目を白黒させることは間違いない。

また日韓併合100年に際して、反省とお詫びを表明し、王朝資料を引き渡すという。
これについて私と同期の友人のメール:
「菅総理は仙谷氏の意見を入れて、朝鮮併合についての談話を発表しようとしている。これは日本の将来について禍根を残す売国談話になる可能性が高い。
朝鮮人学校の補助金問題といい、この政府はいらざることばかり選んでやっているようだ、その代わりに大切な公務員改革などはまったくやっていない。どうせ9月の選挙で首相も落選してしまうのでその前に何か歴史に残ることをやりたいのだろう。鳩ポッポも普天間で歴史に残る失策をした。菅は菅でみずからの売国談話で歴史残るだろう。
そういういい加減な総理が次々と現れ消えてゆく、その都度我が国は修復不能のダメージを受け続ける。四季折々の総理といってはいられない。次々にマイナスの遺産を残してゆくのだ。
現実に戻ると、この構図は、後しばらくは続くはずだ。
小沢国家主席は次々と傀儡の総理を出してゆく、後三年間は解散しない限り、衆院で300議席をもっているから、総理なんてものは四季折々に変えたってよい。これが国家主席の腹の中だと思う。まったく国民はひどいところに政権を渡したものだ。これなら道路族がはびこる自民腐敗堕落政権の方がましかもしれない。」
朝鮮人学校の話はこんな話をきいた。あそこの教科書には大韓航空機爆破事件で金賢姫などが逮捕され、北朝鮮の陰謀だ、としたことはまったくのでっち上げ、と書かれているとか。金賢姫さんを呼び、元首相の別荘にまで招待して拉致被害者の真相を知ろうとしている日本の方針との整合性は一体どうなっているのだろう。私的考えからはそんなことより「竹島を返してほしい。」と何故言わないのか。長い期間にわたって不法占拠を続けているではないか。

友人は又こんなことも言っている。
「今回菅政権が準備している談話について、外国だとどうなるのか想像してみた。
たとえば米国大統領が「原爆についてわびる」、ロシアの大統領が「シベリア抑留についてわびる」そういう談話を発表したらどうなるか。
ひとついえることは両国とも絶対にそんなことはしない。世界の政治家でそんな馬鹿なことを考える人間は皆無とおもう。妙に自虐的なのは我が国一部の人間のみか。良心的だけでは政治家は務まらないのは常識の常識。」
「・・・・・発表を聞いた中国、韓国は得たりやおうとすぐ反応。中国は自分とか北朝鮮に対する謝罪が無い、改めて謝れと新聞が報じた。韓国はまだ足りないと騒ぎ始めた由。
この忙しいさなかに自分で問題を作り、自分を窮地に追い込むというのはまったくおろかなことだ。こんなことでは経済再建にも力が廻らない。苦しむのは国民だ。それに戦後角栄さんから始まって、謝罪みたいな声明は36回目だそうだ。総理の変わるたびにこんな馬鹿なことを続けている国は世界には無いと思う。・・・・・・」

今年は終戦記念日に、全閣僚が右へ倣えで、靖国神社に参拝する予定がないそうだ。近隣諸国への配慮であろうが、戦争で亡くなった人たちは浮かばれない。戦犯とされた人たちが祀られているが、それよりずっと多くの人が祀られ、あるいは祀られていると信じている人たちがいることは紛れもない事実だ。そういう人たちに、この内閣はまったく背を向けようというのか。
この政権は日本をどのような方向に持ってゆこうというのであろうか。ご先祖の魂は否定し、アジアの国には謝り続け、アメリカには核は反対だが、それで守ってくださいと頼む。私にはさっぱり分からない。

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