907「もう一度、紅葉ツアー」(10月24日〔日〕曇り25日〔月〕曇り)

10日ほど前に高校同期の仲間と安達太良山に登った。紅葉が素晴らしかった。妙正寺ラジオ体操会の方でも、裏磐梯一泊ツアー。今回は貸し切りバス利用、歩くところも平地ばかりを3kmというから楽なもの。物足りない感じもするが、それはそれで楽しい世界
参加41名、天気予報で二日目が雨になりそう、と心配されたが、どうにかもち、紅葉も丁度見ごろで楽しい旅行となった。
磐梯山は、猪苗代湖の北にそびえる活火山、1819m。昔は「いわはしやま」と読み「天にかかる岩の梯子」を意味する。明治21年7月15日、大爆発、真ん中の小磐梯が山体崩落を起こし、溶岩等が特に北麓の集落を襲った。死者477人。明治になってから近代日本初の大災害。一方で長瀬川の支流がせき止められ、桧原湖、小野川湖、秋元湖、五色沼を始め、多くの湖沼が形成された。

11時半頃桧原湖第一ゴールドハウス。
昼食後の空き時間に観光フェリーに乗る。桧原湖は裏磐梯最大の湖。其の中には小さな島が点在し、会津の松島といわれるとか。紅葉が見ごろである、ということで島々の緑の木々の中にもみじ、漆などの赤がめだつ。しかし安達太良山に登り、其の紅葉に感動した私としてはやや物足りない感じ。船頭の男の子は「モットきれいなものを見たければ山の上に行かないと・・・。この辺の島は常緑樹も多いので。」とのこと。
つづいて五色沼ウオーキング。湖畔の散策路は樹木に囲まれ、其の向こうに色々な色彩の沼が現れ、絶好のウオーキングコース。起伏は少なくお年寄りにも優しい。
青沼、瑠璃沼、弁天沼、竜沼、赤沼、最後が毘沙門沼。写真を撮ったが、そのうちにドノ沼か分からなくなってしまった。毘沙門沼が一番大きいらしい。湖のほとりに、われわれと同じような年齢らしい絵描きがいた。秋の磐梯山を背景にした五色沼を丁寧に描いていた。500円というから、随分安いと思ったら「コピーですよ。」と笑う。同行のAさんが旅の記念にと買っておられた。

バスの中:「何か年齢の証明になるものを持っていますか。噴火記念館は割引があるんです。一応70歳以下は5人と申請しましたが・・・。」結局、全員70歳以上で割引になったらしが、5人しか70歳以下でないと分かってびっくり。69歳の私は、女性幹事のBさんが同じ年、Cさんだけは50台、区議を目指しているD君は別格で40になったかどうか、するとあと一人。ここでは私も若造の洟垂れ小僧。一方で幹事は「**さんが今回参加者の中で最高年齢の方。85歳でいらっしゃる。」・・・・ということはこのような旅行ですら楽しめるのは、後せいぜい15年・・・・・。
磐梯山噴火記念館。つづいて3Dワールド。ここでは磐梯山噴火の様子を3Dで体験する。まだ眼鏡をつけて映像が回り全体に映し出されるスタイル。しかし目の前に岩石が迫ってくる様子は迫力満点で、分かっていても思わず体が動いてよけてしまう。

宿はホテル白雲荘ホテル。どこかの社員寮か何かをホテルに改造したものらしい。
6時からパーテイ。自己紹介の後は例によってカラオケ。私はいつも歌えなくて恥ばかりかいているから、今回は準備していった。一番最初に「白虎隊」。詩吟入り。御当地ソングですぞ!しかし私の歌唱力に、これなら大丈夫と思ったのか皆さん歌いだし、大いに盛り上がった。カラオケは最初にうまいものが歌うと皆怖気づく、逆の方がいいようだ。特に参加者の一部がカラオケスクールに行っているらしく、このグループのおばさんが次々歌っていた。
終わってから会長の部屋に数人集まり政治談議など・・・・・。会長が大分酔っていて「おれは、50以上も肩書きがある。忙しい。労働者だ。」など妙なことを言っているうちに、寝てしまった。会長の藍ってが終わると、みな「今の民主党政権のやっていることはおかしい。」などと議論が盛んになる。若い民主党のD君は黙って聞いている。次の区議選に無所属で立ったら、という話もあるらしいが彼は拒否しているとか。
翌日ホテルの部屋から外を見ると沼が見えた。中瀬沼の端らしい。散策路が整備されており、入り口から少しのところに姫沼があった。其の岸辺の静寂の中にに一人たたずみ、足の林の向こうに広がる蓮の葉おおう沼を見ていると何か妙な気分になる。

バイキングの朝食を終えた後、9時頃出発し中津川渓谷。高みにあるから紅葉がずっと美しく、皆喚声をあげる。中津川の川辺に下りてみる。少し傾斜がきつかったけれど、皆元気一杯。激流と紅葉を楽しみすぐに戻った。合計で1時間近くかかったろうか。ここだけは、なかなか事前情報と異なり結構な山歩き。相当の人出であった。
土湯温泉による。ここは散策、買い物のみ。土湯はこけしで有名と聞いていたので一件に入った。入口で向こう向きになって男が懸命にこけしを削っていた。旅の記念にと一本買う。渡辺忠雄という人の物。胴のシンプルな赤い横嶋模様が映えている。首が鳴ることがウリ、とのことだが、なんだかもげそうな気がして余り鳴らさなかった。
二本松観光センターで昼食を楽しみ、後は高速道路を使って帰路のみ。予定より1時間近く早く5時半過ぎにはいつもの妙正寺公園に着いた。旅は、皆が無事で「皆が存分に楽しんで帰る」ことが一番、その点今回の旅行は大成功?

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