廣済堂文庫
夜ごと死の匂いが
ボーガンによる若い女性連続殺人事件。一体被害者の共通点はなにか。それを染めた髪
といいあてた十津川は、美容院院長が次のターゲットと考え、罠を張る。
危険な賞金
数年前から急に金回りの良くなった医師が突然殺された。そして新聞には犯人検挙に5
00万の賞金を出すとの広告。医師をことさら褒め立てる4人を調べると、実は医師は
患者の告白を元に脅迫を続けていた。賞金は脅迫テープを持ち出した真犯人を捕らえる
ための手段だったのだ。
危険な判決
殺人事件で疑われながら、起訴されなかった男達が、次々に脅迫され、殺されて行く。
一時は被害者の一人かとも思われたが、十津川が調べると退職した刑事が浮かぶ。
危険な遺産
「財産家が死んだが遺産の引き取り手がない。隠し子を捜したら4人出てきたので、屋
敷に呼んである。特定して欲しい」と秋葉に弁護士からの依頼。調査に乗り出すと一人
が、火事のどさくさに殺された。弁護士は調査の打ち切りを依頼するが、秋葉は「殺された男が、真の相続人、あなたこそ財産を横取りしようとして一芝居うった。」と糾弾。
危険なスポットライト
「ヒット歌手浅井京子に興業を中止しろとの脅迫状。守ってやって欲しい」と明和プロ
ダクションからの依頼。背景に中島ユカをようする日本第一プロとの対立。やがて浅井
は年齢詐称、昔のスキャンダルが新聞に書き立てられ、失踪。明和プロダクションは興
業を中止し、浅井を解雇。しかし秋葉には分かった。日本第一プロが上手に浅井を引き
抜いたことが・・・・。
狙われた男
不動産会社、キャバレーを経営する川島から恐喝者の調査依頼。3人の候補があげられ
たが、いづれも川島を恨んではいるものの、川島を脅す度胸はなさそう。調査から秘書
の中村が浮かび、川島に報告するが、秋葉はこの事件が川島の自作自演で、娘と恋仲に
なった中村を追い出そうとしたものであることを見破る。
私を殺さないで
ヒット曲「私を殺さないで」を送られた男が次々と殺されて行く。司会者の依頼で調査
を開始した秋葉は、昔、司会者を含む4人の男が若い女をレイプし、殺したが、有名に
なりかかった司会者自身が、事件の発覚を恐れて仲間を殺したと断定