日本基督教団出版局
オウム真理教や統一教会について、著者が書いたり語ったりしたものをまとめたもの。著者は前者については坂本弁護士救出に努力し、後者についてはその現実の問題点を取り上げると共に、キリスト教徒としてこの教団の問題点を深くえぐり出している。
1新新宗教と若者たち
・基本的には、本人が宗教だと思っているものはすべて宗教と認めて信教の自由を保障する方がいい。・・・しかしそのかわり、宗教であろうとなかろうと、他人を傷つけるようなことは決して許してはならないと思います(21P)
・若者たちが大人社会に愛想をつかして自分たちだけの「別世界」を作りたくなる気持ちも、分かります(31P)
・私は真の意味での民族戦争とか宗教戦争なるものは、人類史の中で一度もなかったし、今もないし、今後もない、と信じているからであります(31P)
・「宗教団体に与えられた保証の下で活動している新しい組織による様々な方の侵害に対するヨーロッパ共同体加盟諸国による共同の対応に関する決議」(1984)・・・・十三の規準を定めてそれに反するような宗教には、公益法人としての地位や免税特権などの制限を加える。(35P)
・過保護・過干渉・・・不足(父親不在など)・・・カルトとの出会い
2オウム真理教
・仏教としてもキリスト教としても全くのでたらめ(77P)
・ハーレム構造
・業績と差別主義の妄想集団
・教祖の問題・・・はったり、でまかせ、思いつき、自己妄想、犯罪常習者としての性格、感情正当性
・現実よりも教義が「現実」・・・この世の人は「ポア」していい。「ポア」とは、本来よりも良いものへ再生することですが、この世は悪ですからポアしていいのです。
・1教祖が若い 2疑似家族 3エリート意識 4こらえ性のなさ(103P)
3マインド・コントロール
・ハルマゲドン論理
・血のイニシエーション
・マインドコントロール 1自分が自分のために 2他人が自分のためにと他人が他人のために(ラブ・ボミング)
・恐怖のマインド・コントロール
・マインド・コントロールを解く(カウンセリング)
4統一教会
・愛に偽りがあってはならない(統一教会の売りつけるもの)
・女性差別と聖書・・・韓国が男性で日本が女性、女は男に仕え貢ぐべき存在だ。
・統一教会が認めた聖書引用の誤り
5カルトとキリスト教
・破壊的カルトはどうして発生するのか。
・洗脳とマインドコントロール
・恐れからの解放としての福音