世紀末の神サマ        毎日新聞宗教取材班


東方出版

93年に発行されたもので、同取材班が体当たりで、場合によっては実際に入信し、代表的な新宗教の特色と問題点を探った。
自分探しの旅
臨死体験セミナー、前世退行催眠療法、チャネリング(イタコに似ており、ヨカールが患者の体に入り込み、前世の姿を伝える。)等を通して、人間性を回復する運動を実体験する。ラエリアン・ムーブメントは我々は宇宙の彼方の異星人エロヒムによって作られたとする考え。荒唐無稽だが若者に人気。
合同結婚式の裏表
統一教会の嘘で固められた論理(人間はアダムとイブの汚れた愛によってできた・・・・合同結婚式など)、韓国人支配・日本人蔑視、金集め(商売、売りつけ)人集めの問題点を解き、脱会の難しさを解説
洗脳の手口 1統一教会以外の人からの隔離 2仲間意識 3教理を繰り返し教え込む 4感想文、日記で弱点の把握 5粗食と連帯感 6睡眠不足下の暗示
7脱会すれば霊に襲われるなどの不安
神々の盛衰
幸福の科学(人生の問題集)、真如園(霊脳者との対話)、オウム真理教(強引な隔離政策、無常観)、善隣教(触れば奇跡)、世界真光文明宗教団(手の光)、コスモメイト(学園祭のノリ)などの問題点と現実を解説。
幸福産業としての宗教
RPG(シム・アース・・・自分が神の役割を演じ百億年の歴史を作る)、孔雀王の話、仮想現実世界、メガプレインなどのパソコンとのドッキング商品
若者の心はただ「投資」の対象になり、これから宗教はニッポンにおいては「精心新産業」として成長して行くのだろうか。