中公文庫
弁護士として、また推理作家として活躍する著者がわかりやすく愉快に解説する事件の事例集。例えば次のようなエピソ−ドが32個
・裁判は水もの Kは同窓会で友人T,S,Yを巻き込み、自分の会社の製品を扱うトンネル会社を作る。Kは社長印を利用して小切手を乱発する。不渡りになった小切手に対し、三人はどこまで責任があるか。
・家庭を破壊された子供たちの権利は 浮気に走った夫を妻は訴えたが子供達は訴える権利があるか。
・「恍惚の人」の遺言 遺言があったがそれを書いた時点で本人に正常な判断能力が会ったか否か、これにより遺言の有効性が決まる
・オリビア・ハッセーの場合 日本人の夫とアメリカ人の妻の間で、米国で出来た子供の国籍はどの様になるのか。
・殺人シール事件 公示前の選挙広告の顔写真に「殺人者」とか「人殺し」のシールを貼ったらどのような犯罪になるのか。