張作霖爆死事件、満州事変の勃発、上海事変の勃発等をとおし、軍部の力が台頭し、しかも参謀本部の命令を無視した現場の独走までが起こるようになる。しかしそれはまた一部の血気にはやった青年たちの声を代弁するものでもあった。
そのような中、天皇は平和と国際協調を守ろうとするが次第にその声は反映されなくなり、鬱々とした日々を送られるようになる。昭和10年、美濃部達吉の天皇機関説が議論を呼び、永田鉄山少将を切った相沢事件が軍部台頭にますます拍車をかける。
張作霖爆死事件 現場河本大佐の独断で、偽装工作をしたうえ、国民軍との争いに敗れて戻ってきた張作霖を奉天近くで爆死させた事件。あきらかに命令違反であるにもかかわらず、陸軍は穏便に処理しようとしたり、「悪いのは陸軍だけではない。」などの議論を展開し、真相を隠蔽しようとする。
ロンドン軍縮会議
浜口首相襲撃 左郷屋・・・「不景気を招来し、ロンドン軍縮条約を結んで日本海軍を屈辱的な地位におき、統帥権を侵犯した」浜口内閣を打倒するため。(109p)
満州事変 柳条溝(奉天・・鉄嶺間)爆破事件、不拡大方針、満州国建国、リットン調査団
不穏な動き 桜田門事件・・・・朝鮮人が李奉昌が天皇に手流弾、上海事変・・・・上海で日蓮宗僧侶が襲われた事件、井上日召・・・・一人1殺主義、井上元蔵相の暗殺
5.15事件・・・正規の軍人が起こした点で重要。犬養首相暗殺。
国際連盟脱退 軍縮条約の破棄
陸軍の横暴 ゴー・ストップ事件、神兵隊事件、陸軍士官学校事件など
共産党リンチ事件
天皇機関説 「天皇陛下万歳」か「国家様万歳」か。現人神を機関とはなにごとか。
相沢事件 陸軍士官学校事件などで若い人が罰せられた、尊敬する真崎大将を更迭された、その責任者が永田鉄山少将であると考えた。
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