更科堀井 新宿店 ★★★☆ 1999.3.10
東京都新宿区新宿3-30-11 高野第2ビルB1F
03-3475-1850
新宿東口、三越の隣にあるビルの地下。同じフロアにいくつかの 店舗がある。店の面積自体は大きいが、テーブルの間隔が大きく 開いているところもあり、それほど多くの人を収めることは できない。もり(700円)を注文する予定であったが、麺類ばかり では偏ってしまうと思い、野菜天もり(1200円)を注文。意外に 早く出てきた。蕎麦は多くもなく少なくもなく、の量。歯ごたえや 口当たりは<評価できるが、今一つ蕎麦としての風味に乏しい気が した。つゆはくせもなく、程々に良いもの。天ぷらの出来は確かな ものだと思われた(天ぷらは蕎麦以上に疎いので.....)。特に みょうがの天ぷらがおいしかった。蕎麦湯の器に「吉遊」と書いて あったので、昔は「吉遊」という名の店だったのかもしれない。 「更科堀井」の本店は麻布十番にあるらしい。

六歌仙 ★★★ 1999.4.23
東京都豊島区西池袋1-12
03-5391-3984
池袋駅メトロポリタン口のエスカレータを上がってすぐ右側。東武 東上線南口からすぐでもある。昼は手打ちそば、夜は居酒屋という 今一つ路線が見えにくい店であったが、内装はそば屋と寿司屋の 中間といった印象。カウンター席・いす席・座敷がそれぞれあり、 それなりに客を入れることが出来る。天もり(1200円)を注文、 それなりの量が出てきた。蕎麦は比較的色が薄めで、固さ・ 口当たりはなかなかのもの。それでも物足りなさが残ったのは、 蕎麦の甘味が弱かったこととつゆの味がぼやけてしまっていたため かもしれない。蕎麦湯を頂けなかったことも、相当の減点材料。 天ぷらは海老2本としし唐。こちらの方は特別文句をつけるような ところは見当たらず、おいしく頂けた。

美濃屋文右衛門 池袋東口店 ★★★☆ 1999.5.5
東京都豊島区東池袋1-40-6
03-5396-7474
池袋駅東口から明治通りを大塚方面へ進むと、道路の左側にある。 ビッグカメラ本店の少し先で、駅から徒歩1〜2分程度。支店の ためか非常に小さな店で、15人くらい客が入るともう目一杯。 この店の特徴は重そば(かさねそば)で、そば系統のメニューの 半分は重そば。もりやざるもあったが、重そば(830円)を 注文。比較的少量の蕎麦を盛った小さめのせいろが3段重ねになって いて、削り節・もみじおろし・ねぎ・胡麻・うずらの卵・海苔が 薬味として付いてきた。蕎麦は歯ごたえが良かったが、やや風味が 物足りない。つゆはすっきりしていて、それなりに良かったので、 1枚ごとに薬味を変えアクセントをつけながら頂いた。1枚目は 何も入れず、2枚目のもみじおろしは辛さで余計に風味が飛んで しまい失敗、3枚目はねぎを入れ、追加(1枚ごとに100円)の 4枚目は胡麻と海苔で頂いた。うずらの卵はどう処置して良いか わからず、そのまま食べてしまった。

おくむら ★★★★ 1999.7.24
東京都渋谷区神山町5-7
03-3466-4600
NHK放送センタ西口の向かい側にある、比較的小さな店。左が 座敷で、右がいす席。田舎せいろ(800円)の大盛り (+350円、ちょっと高め?)を注文、大盛りの田舎蕎麦が 出てきた。色はそれなりに濃いが、黒いほどではない。田舎としては 平均くらいの固さで、甘味も程よく感じられて、ある程度納得の いく一品。つゆは癖のないすっきりとした味で、主張の強い田舎には 合う。普通に食べて普通以上に美味しく、その上比較的混んでいない 辺りは評価したい。ただ、場所柄平日は混雑するかも。せいろ (750円)を食べて真価を問いたいとも思ったが、金銭面での 折り合いがつかず、やむなく断念。

生粉打ち亭 ★★★ 1999.7.29
東京都豊島区東池袋4-13-8
03-3982-5919
有楽町線東池袋駅の北側に出て、ちょっと街の中に入れば、ある。 サンシャインシティもすぐそこにある。店の外装は雑で、内装は さらに雑。しかも小さい。10人入ったら満員に見えてしまう。 実際は奥に(小さいが)座敷もあるので、20人弱は入れると思う。 ここはせいろが江戸・田舎・津軽と3種類あり、田舎はさらに 太打ち・細打ちで選べる(どれを選んでも600円)。まず、あまり 口に入らない津軽せいろを注文、見た目は通常のせいろと変わらない 極細の蕎麦が出てきた。量は多くもなく少なくもない。これで おいしいなら、コストパフォーマンスは素晴らしく良いのだが、 もう一つ、いや二つくらい納得がいかない代物。蕎麦にはこだわりが ありそうで、確かにきっちりと打たれコシも程好いのだが、どうも 後味の悪い苦さが感じられる。もう一枚注文した江戸せいろでも 同様の傾向が見られたので、自分の舌の問題でなければ、つゆ起因の 苦味の可能性大。しかし、つゆだけ頂くと苦くも何ともない。 考えれば考えるほど不思議な蕎麦だった。深読みせずに単純に食べて 美味しいかどうかを追求すると、自分には合わないという結論しか 導かれてこない。

永坂更科 渋谷支店 ★★★☆ 1999.8.11
東京都渋谷区道玄坂2-24 東急本店8F
03-3477-3485
渋谷東急本店の8Fレストラン街の一角にある。永坂更科布屋太兵衛 本店は麻布十番にある、らしい。デパートのレストランだけに、 通常の店舗に比べて広いのだが、時間が時間だっただけに、満席。 生粉打ち蕎麦(720円)の大盛り(+280円、ちょっと高い)を 注文、何故か自分より前に来ていた方より先に出された。蕎麦が来る 前に、つゆが2種類出された。辛つゆと甘つゆ、前者は普通のそば つゆと同じような感じだが、やや薄めで特徴もはっきりしない。 甘つゆは辛つゆよりも砂糖や味醂の割合を増やして甘めに仕上げて いるらしいのだが、元の辛つゆにアクセントがない分、甘味だけが 突出してしまい、自分にとっては蕎麦との相性が極めて良くないと 感じられた。蕎麦自体は太打ちでコシも風味もしっかりしていて、 特別文句を言いたくなるようなところはないが、総合的には期待して いたほどでは、なかった。しかし、蕎麦自体は良い物なので、各人の つゆの好み次第ではかなり美味しく頂けると思う。

一栄 ★★★★ 1999.8.19
東京都豊島区東池袋3-9-5
03-3987-7051
サンシャインシティの近くで、池袋駅から徒歩7〜8分くらい、 大通りから細い筋を入った角にある。店内は”く”の字型で、 外からの入口が2ヶ所ある。カウンター席がいくつかあり、その外を 囲むようにいす席と座敷がある。三色そば(900円)の大盛り (+500円、メニューによって大盛りの増分は差がある)を 注文、見た目大盛りとはとても思えない量の蕎麦がざるに盛って 出された。食べていくとかなりの量があったのだが。せいろ・田舎・ 白雪の三種類で、白雪だけがやや少なめ。最初に白雪、その後 せいろ・田舎の順で頂いたが、通常は逆順でコシが強くなっていく はずが、ここでは常識とは全く逆の(すなわち食順と一致した) コシの強さ。白雪はちょっと強すぎるくらいで、逆に田舎はかなり 物足りない。蕎麦の味自体は3つに大きな差はなく、いずれも程々の 風味。つゆは濃くはないが、やや辛め。つけすぎると蕎麦の味に 勝ってしまうので、つける量は控えた方が良いかもしれない。 この店はうどんもそうめんも扱っているようなので、そちらも頂いて みると面白いかもしれない。

海老名 ★★★★ 2000.3.18
東京都新宿区百人町1-17-10
03-3364-5561
新大久保と大久保の間で、やや大久保寄りの路地にある。店はあまり大きくない。 入口近くにガラス張りの打ち部屋がある。せいろもり(600円)の大盛り(+100円) を注文。普通の大きさのせいろに、大盛りとしては若干少なめの量の蕎麦が盛られてきた。 比較的太めの蕎麦は、コシが少々物足りないもののもちっとした食感があり、風味も強い。 何もかもが田舎蕎麦のように思えてならなかった。実は間違えたのではなかろうか。 つゆは醤油よりもだしの味を表に出し、まぁまぁ、と言ったところ。このタイプは 蕎麦湯で頂くと酸っぱい味がするのが難点。ともあれ、蕎麦だけのコストパフォーマンスと すればなかなか高い評価を与えられる店。余計なものを付けると途端に値段が張るが。


Last modified: Sun 19 Mar 2000