緊急安全性情報

 

 

 2003年9月10日、私が大腸内視鏡検査前に服用した腸管洗浄剤「ニフレック」などで、腸管に穴が開いたり腸閉塞の副作用を起こしたりして、11年間に6人が死亡したことがわかり、厚生労働省が製造元の製薬会社5社に対し、医師や医療機関に飲み方や経過観察の注意を促す「緊急安全性情報」を出すよう指示しました。

 

 腸管洗浄剤が発売された1992年以降、副作用を起こしたのは18人。このうち、腹痛をがまんして飲んだ80代の男性がS状結腸が裂けて8日後に亡くなるなど、70・80代の6人が死亡。腫瘍や閉塞で狭くなった腸管に、服用で圧力がかかり穴が開くなどしたためとみられています。

 

 高齢者だけの話かと安心したものの、厚生労働省は製薬会社に対して、腸閉塞の疑いがある患者には投薬を禁止するよう、医師に求める注意事項を添付文章に追加するように指示したとのこと。 ちょっと恐くなっちゃいました。

 

 

 

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