耳つぼとは?
中国を中心に4000年という長い歴史の中で育まれてきた東洋医学。
医療という概念がまだなかった古代には、まず身体の表面の観察と触診による診察が行われそこから「鍼灸」治療が少しずつ発達してきたと考えられています。
ツボは主に(経穴)と呼ばれ、治療を施すためのポイントです。
この経穴を連結したものを(経路)といい、その中をエネルギーが滞りなく運行していれば、人は病気にかからないと考えられています。現在、WHO(世界保健機関)により全身の経穴の数は、365か所が認められています。そして、耳には110か所ものツボがあります。
耳つぼを刺激することにより、自分の意志で動かすことのできない神経に働きかけることができると考えられており、また、それぞれの神経が脳に近いということが、耳ツボが効果的とされる理由です
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