あんしん配達通信マガジン(月刊)

★予定利率の引き下げ 決定

これまでも噂に上っていました「新規加入保険の予定利率の引き下げ」ですが、正式にGOサインが出ました(すでに加入している保険の予定利率は下がりませんので、ご心配なく)。
予定としては2001年4月からということのようです。
予定利率が引き下げられると、保険料のアップにつながります。
単純には悪いこととは言い切れませんが、とりあえず同じ保障を確保するのに、1日違いで保険料が約2割もアップ(利差配当付き終身保険の場合)するとしたら、やはり「予定利率の引き下げ」の前に、何とかしたいと思うのが人情でしょう。

■どうかわる?

現行、2.00%の標準予定利率が0.5%引き下げられ1.50%に(2001年4月)なります。
標準予定利率とは、有配当(三利源:利差・費差・死差)タイプの商品の予定利率のことです。
利差配当、無配当の予定利率が0.5%引き下げられるのかどうかは?です。
ただし、前回の99年4月の予定利率の引き下げの時は、同じ幅(0.75%)で引き下げられましたので、おそらく同じなのではないでしょうか。

■引き下げ後の予定利率は?

・有配当(標準予定利率) 2.00% → 1.50%(▲0.50%)
・利差配当        2.15% → 1.65%(▲0.50%)?
・無配当         2.35% → 1.85%(▲0.50%)?
 ※利差配当、無配当の現行の予定利率は会社によって一部異なっています。
 ※また、引き下げ幅も会社によっても異なる可能性があります。

■引き下げられるとどうなる?

保険料が2割程度アップします。
2割というと、何と年間で3ヶ月分も負担が増えてしまうことになってしまいます(掛け捨ての保険料については、保険期間が長くなければ、予定利率アップの影響はあまりないでしょう)。
であるならば、保険の見直しなどをお考えの方は、ぜひ2001年4月になるまでにということになります。
ただし、それをエサにとんでもないプランを無理に勧められる可能性や、個人年金を勧められる恐れがありますので、十分に注意が必要です。


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