あんしん配達通信マガジン(月刊)


★朝日生命の格付けB−(S&P)へ

またまた朝日生命ネタです。
ついに、朝日生命の保険財務力格付けをS&PがB−まで引き下げました(1月31日付け)。
前回はBB−でしたから、飛び級と言った感じです。
そのうえ、アウトルックがネガティブとは。
その先ってどうなるの?
一方、東京海上は格上げこそならなかったもののAAのまま、「クレジットウォッチ」から除外されました(アウトルックはネガティブのままですが)。
朝日生命の重しがとれたと言うことですね。

詳しくは、S&Pのホームページでご確認ください。
http://www.standardandpoors.com/japan/newsbriefs/news2002/cms/ratings_news2002_01_31d-cms.html





★それってリスクヘッジ?

今回は郵便局ネタで。

皆さん生命保険なら「簡保が安心」って、思いこんでいませんか?
その理由を聞くと「国が保証しているから」という答えが返ってくるのですが、それって理由になっていますか?
その理由に対して、これまでは私は(も)「国がやっているから安心ということではない」と言う言い方で、簡保が民間の生保より信用力が高いわけではないことを説明してきたつもりでしたが、もっと簡単な説明を思いつきました。

それはというと、根本的な問題なのですが、皆さんが老後の保障を確保したいのは、そもそも国の制度である「公的年金」や「健康保険(老人健保)」が十分でないから、あるいは信用できないと思っているからではないでしょうか。
それなのに、わざわざ国がやっている、あるいは国が保証している「簡保」を選ぶことが、老後のリスクをヘッジ(回避)する妙手となるでしょうか。
リスクヘッジとは、要は、違ったリスク同士に資産を分割することで、リスクが大きくならないようにすることですから、皆さんが簡保を選択することは、同じ「国」というリスクを選択しているわけですから、結果としてリスクヘッジとはなっていないのではないでしょうか?

民間が簡保より安心というのではありませんが、国が心配だから簡保という考え方が、リスクヘッジに決してならないことだけは忘れないでください。


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