あんしん配達通信マガジン(月刊)

 

★簡易保険も予定利率の引き下げ 決定

前号で取り上げました「予定利率の引き下げ」ですが、簡易保険でも今年の4月から「予定利率の引き下げ」を実施する見込みのようです(日本経済新聞 平成13年1月21日付)。
もともと、簡易保険の商品は「有配当(三利源)」ですから、予定利率も「2.00%」で、利差配当タイプ(「2.15%」)の商品よりも「▲0.15%」の差がありました。
予定利率が下がると保険料が上がりますが、日経紙面では最大10%の保険料引き上げと試算されています。

■どうかわる?

民間生保の場合、現行、2.00%の標準予定利率が0.5%引き下げられ1.50%に(2001年4月)なります。
これに歩調を合わせるのであれば、簡易保険の予定利率は「1.50%」に引き下げられるものと考えられます。

■簡易保険の財務内容は?

今回の予定利率引き下げは、公社化に伴う簡易保険の財務内容改善の一環とも見られています(詳しくは 
http://www4.plala.or.jp/anshin/diamond_kiji.html)。
国営という神通力が弱まるうえに、保険料のアップということで、生命保険なら簡易保険という層にも変動が生じるかもしれません。
ちなみに、簡易保険の保険料が安いという幻想は、ある時期に予定利率の引き下げが民間より遅れたことがあり、その時期に簡易保険の保険料が割安だったことが原因です。
基本的には、簡易保険の保険料は「職業の選択がない」(つまり危険な職業の人も同じ保険料で加入できる)ため、「職業の選択がある」生命保険より高くなります(ほんのわずかですが)。

■注意ポイント

最後に、簡易保険でも保険料のアップをエサに、とんでもないプランを無理に勧められる可能性や、養老保険、個人年金、学資保険を勧められる恐れがありますので、十分に注意が必要です。
とくに、簡易保険は保険料が安いと思いこんでいる方が多いので要注意です。
いったいいくら払って、戻ってくるのか十分考えた方がいいでしょう。

・養老保険なら、月払い保険料(特約込み)×12月×払込年数=保険料の総額よりも満期金が少ないのなら、お得とはいえません。

・個人年金なら、月払い保険料×12月×払込年数=保険料の総額よりも基本年金額×受取期間=受け取り総額が多くても、必ずしもお得とはいえません(保険料の払込終了時の年金現価を考慮しないと、損得は分かりません)。

・学資保険なら、月払い保険料(特約込み)×12月×払込年数=保険料の総額よりもお祝い金の受け取り総額が少ないのなら、お得とはいえません。
ただし、それぞれ生命保険としての特色がありますから、加入が無意味というわけではありません。
今加入しないと損ですよ、というセールスに気をつけてくださいと言う意味ですのでお間違えなく。


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