あんしん配達通信マガジン(月刊)


★S&P格下げ情報

メルマガもついに50号となりました。
ご愛顧に御礼申し上げます。

さて、うっかりしていましたが、なんと9月9日に、S&Pが大手生保5社の格下げを発表していました。
格下げの内容は、以下の通りです。
なお、格下げの理由については、S&PのHPを参照ください。

・朝日生命 CCC (前回B− :2段階下げ)
・住友生命 BBB−(前回BBB:1段階下げ)
・三井生命 B+  (前回BB−:1段階下げ)
・明治生命 A−  (前回A  :1段階下げ)
・安田生命 BBB+(前回A− :1段階下げ)

さて、何度も申し上げますが、格付けはあくまでも、一つの指標に過ぎません。
また、格付け自体も、S&Pだけでなく、ムーディーズや日本格付投資情報センター、日本格付研究所などもご参考に。

最後に、本日(9月15日)付けの日本経済新聞の12面「生命保険見直しのコツ」について一言。
非常に保険を知らない記者が書いていると言うことに、皆さんは気付きましたか(まあ、内容がないというか、毒にも薬にもならないというか、そういいたいのですが)?
その証拠に「・・・健康状態の告知や審査が必要になる・・・」「・・・審査の結果がはっきりするまで・・・」という文書の「審査」が変換ミスなのです。
「審査」は、その人に信用があるかどうかを調べるときには使いますが、残念ながら健康の状態を調べるときは、生保では「診査」なのです。
同じ読みは「しんさ」ですが、生保関係者(生保にある程度詳しい人)なら、こんな初歩的なミスはみすみすしないでしょう(親父ギャグ!)。
おそらくは、マネー雑誌や生保本を読み齧って、適当に文章をつなげたのでしょうが、とんだところで馬脚を現しましたね。
良い給料をもらっているのでしょうから、もっと真剣に記事は書きましょう。
経済部の御調さん。それと日経の校正部の皆さん、しっかりね。


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