”保有契約高の増減”と”ソルベンシー・マージン比率の増減”の相関関係
2005年3月期決算から、下記のように、保有契約高が「+」(前年比100%以上)で、ソルベンシー・マージン比率も「+」(前年比で増加)の生保(週刊エコノミストの「生保信頼度ランキング」にランキングされた生保25社)がどこなのか、ピックアップしてみました。

通常は、保有契約高が増えるとソルベンシーマージン比率が減少するわけですが、両方の数値が「+」である(下図の右上欄に位置する生保)ということは、それだけ保有契約のリスクに対する安心度が高い生保ということが考えられます(もっとも、2005年3月期の決算上の安心度ですが)。
とはいえ、キャッシュフローが▲の生保もありますので、下図の右上欄に位置する生保だからといって、安心かどうか?の生保もあるということがわかりますが。

週刊エコノミストの「生保信頼度ランキング」(2005.6.21号)と比較してみていかがでしょうか。
第2位、第3位、第5位、第6位、第8位、第9位(2生保)と、ベスト10に入っている生保のうちの7社が、下図の右上欄(両方とも+)から外れてしまっています。
逆に、下図の左下欄(両方とも▲)にある生保の一つが第6位にランキングされています。
これをもって、週刊エコノミストの「生保信頼度ランキング」が信用ならないとまでは言えないでしょうが、そもそも保有契約高が減少している生保3社(第6位、第9位の2生保)をランキングの10位以内に持ってくること自体が、ランキングとして適切といえるのか、お考えいただければと思います。

ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率 +







ソニー 
プルデンシャル 
アリコ 
アイエヌジー 
アクサ 
東京海上日動あんしん 


 大同
 太陽
 アメリカンファミリー
 オリックス
 損保ジャパンひまわり
 三井住友海上きらめき












日本 
AIGエジソン 
AIGスター 
マニュライフ 
T&D 


 第一
 住友
 明治安田
 朝日
 三井
 富国
 アクサグループライフ
 ジブラルタ






ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率 +

※ キャッシュフローが(2005年3月期決算の生保は、会社名を赤字で示しています




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