|
|
医療費の負担が、2003年4月から変わる予定です。 ● そもそも保険料は、働けるうちに負担して、保険が本当に役に立つ老後には負担が残らないようにすべき(終身払いは、最終手段で、最初からの選択ではない。あるのに、日経の記事は10年更新型と終身払い型の選択肢しかないかのような内容である。終身医療保険で60歳払いという選択肢があることを知らないのか、そもそも例に取り上げていたオリックス生命にそのような商品がいないのか。お粗末の一言)。 ● 入院しなければ、医療保険の保険料は、結果として掛け捨てになる(掛け捨てでない、といっているTV−CMの場合、保険料の一部分でも戻せば掛け捨てではないという考えからあのように宣伝しているが、本来の掛け捨てではないという意味からは、払った保険料の100%以上が戻ってくる場合以外は「掛け捨てではない」という文言は使うべきではない)。 ● 自己負担額がアップしたといっても、そもそも健康保険の対象になる治療や入院の自己負担は所詮3割で済む訳だから、不足するもので心配なのは「差額ベッド代」である。 ● 終身といっても、入院日数の通算がある(一生涯の入院が確保できるわけではない)。 ● 1入院上限が60日に医療保険の場合、老後に役に立つのか? |
ということは、病院が長く入院させてくれないという理由で、1入院の上限を60日に短縮すること(それも1泊からの入院給付が出ると言うことと引き替えにして)は、老後の心配をカバーできない、あるいはリスクを大きくしてしまうことになってしまうのではないか。 ● パンフレットに記載されている数字(傷病別入院患者の1日当たりの医療費など)は、自己負担の額でない場合が多い(パンフレットには、そのような断り書きが小さく記載されている)。 ● 40年後、50年後、インフレによって入院給付額が陳腐化する恐れが非常に高い。 ● 結果として、皆さんの保険選びは、老後に如何に役に立たせるかではなく、加入したらすぐにどんな得ができるのか、ということでしか選択していないと言うことです。 以上、大きなポイントを上げてみました。 |
|
|
|
■HOME■ 生命保険のコンサルティング あんしん配達通信 |
毎週水曜・木曜・土曜・日曜 「無料 生命保険コンサルティング」 実施中(神田小川町・町田) |
あんしん配達通信 Blog版 |
|