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主に、配当商品を持たない外資系生保で販売している保険。運用によって、死亡保険金が増加する可能性があるため、インフレに強い保険というイメージがある。経済が上り調子のときには、そこそこ役に立つと考えられる。しかし、運用が悪化すると、解約返戻金が減少してしまう(死亡保険金は減らない)ため、往々にしてあてが外れることとなる。
そもそも、配当商品にインフレヘッジ機能がないわけではなく、配当金そのものが、インフレヘッジの役割を果たしているといっても、外れてはいない。おおまかに言い切ってしまえば、変額保険は元本保障のない投資であり、余剰資金を充てるべきものである。
対比して考えると、解約返戻金が減少することがない、従来からの配当商品が、いうなれば貯蓄といえるだろう。