エッ本当にそう思いますか?

あなたは、このHPをじっくり閲覧することをお勧めします。
さもないと、数百万円分の後悔をすることになるかもしれませんよ。



ところで、皆さんは生命保険会社のセールスが、生命保険会社の格付け一覧やソルベンシー・マージン比率一覧、その他の経営情報一覧と言った財務内容に関する新聞や雑誌のコピーを持ち歩くだけで、処罰の対象となることをご存じですか?(もちろん他社の格付けなどに言及することも厳密にはアウトです)
お客様にできるだけ客観的な情報を提供しようにも処罰されてしまうとは。
つまり、自社の財務内容以外は、お客様に情報を漏らすなということなのです。
「いたずらに特定の生保の不安を煽ることによって、特定の生保会社の経営状態が悪化してしまう恐れがある」という金融庁の言い分も分かりますが、それ以前に加入者が「自己責任の原則」を貫くためには情報の開示が最優先するのではないでしょうか。
実際問題、千代田生命にしても、格付け、ソルベンシー・マージン比率のどちらもやばい状態にあったことは、生保関係者ならみんな知っていたことです(あとはいつ破綻するのかが興味の対象でした)。
にもかかわらず、千代田生命は最後の悪あがきで、今年の9月お客様に「安心してください」なんていう文章まで送っていたとは。
これで信用したお客様にしてみたら、詐欺と同じです。
でも、隣に千代田生命に加入している人がいても、生保のセールスマンは本当のことをアドバイスできないのです。
みすみす損をすることが分かっているのにです。

こんな事を処罰するぐらいなら、もっと根本的なことを金融庁は指導すべきです。
というのも、皆さんは生保会社のCMをどう思いますか。
ここでまた千代田生命のことを例にしてみますと、破綻前まで盛んにウルトラマンが登場するCMをTVで流していました(たしか、ゴールデン・タイムの番組の提供もしていました)。
でも、すでにこの時点で経営がとんでもないことになっていることは、生保関係者ならみんな知っていたことでした。おそらく金融庁も。
なのに「お得」を連発するCMを盛んに垂れ流し、それを見て加入した人や、CMを流せるくらいなんだから悪い噂はウソなんじゃないか、なんていう具合に解約を思いとどまった人など、被害者を増やしてしまったのではないでしょうか。
さらに言えば、生保のCMはウソだらけです(言い方を替えると「言葉足らず」ですか)。
一言で言えば、お客様の気を引くために「メリット」しか印象に残らないようにCMをつくっている、とでもいいましょうか(画面上には細かい字で、いろいろなことが但し書きされていますが、これは動体視力検査ではないのですから、ナンセンスです)。

例1 ある外資系A生命のCMでは「頼りになる保険会社」を若い主婦が数人で強調していますが、そこのガン保険が「上皮内ガン」では給付されず、問題になっていることなど、CMを見ている人には分かりません(つまり、加入者はガンになればガン保険からお金が出ると思っているのに、お医者さんがガンだと診断してもガン保険から給付が受けられない事があるのです)。

例2 ある大手生保D生命のCMでは「保険料はいりません」「すでにあなたにも特典が」「○○○万件突破」「業界初」といった、なり振り構わないCMを流しています(ある意味、悪いCMの見本みたいなのですが、なんか大手生保なのにそこまでするのには深い意味でもあるのかしら、と勘ぐりたくなる今日この頃です)。
これなんかも、「保険料はいりません」なんていわれたら保険会社の努力の賜物なんて勘違いしそうですが、なんて事はない、そのための特約を付加して毎月保険料を払うことになるのです(つまり、保険料の払込が終わるまでに保険料がいらない状態にならないと、その特約の保険料は全部掛け捨てになってしまいます)。

とくかくこのような、どう考えても不適切なCMがまかり通っているにも関わらず、逆にセールスの人がお客様に必要な情報を提供することができないなんて、おかしくないですか。
皆さんもこの機会にちょっと考えてみて、金融庁にお電話するときや、新聞の投書をするときなど、ぜひこの疑問を追求してみてもらえませんか。
でないと、おそらくずっとこのまま、お客様は大切な情報から一番遠い存在となり続けることでしょう。


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