その通りです。
保険会社を選ぶときは、まず
に格付け(あのAAAとかいうやつです。もちろんAAAが一番いいのですが)
にソルベンシーマージン(金融庁が唯一、消費者に公表している会社選択の目安で200%以上なら大丈夫と言われていますす。しかし、危ない会社ほどごまかしがまかり通っていますので、300%を超えていても危ない場合もあります)
を調べてみましょう。
ついでに、個人契約の純増額(増加分から減少分を差し引いた額)なんかも調べてみましょう。
「あんなに立派な会社でも結構苦しいんだなあ」なんてことも、きっとあるでしょう。

次に保険料も比較してみてください。
同じ保険でも、会社によって保険料に大きなばらつきが出ています。
ただし、保険料のみにこだわると、設計書のマジックによってごまかされてしまいがちです。
保険料の比較をしたいなら、「終身保険で60歳まで払い込んだとき月払いはいくら」というように、もっとも基本的な保険(終身保険、定期保険、養老保険)で、特約が一切付いていない形で比較してください。

最後に、今時、義理・人情・プレゼントで保険会社を決めている方もいらっしゃらないかと思いますが、大部分のケースではそこで得をしたとしてもそれ以上の損を保険ですることになってしまいます。
また、CMで盛んに「お得」「任せて安心」「○○○万件突破」などといった、根拠のあまりないのも関わらず景気のいい宣伝をしていますが、こんな事に引っかかってはいけません。
CMにお金をつぎ込むくらいなら、無駄な経費を使わない、これこそが保険会社の見識ではないでしょうか(CMを流さなければいいということではありません。でも本当の姿をアピールせずに、メリットのみを強調するCMは「百害あって一利なし」です)。