これも生保会社の宣伝による勘違い作戦の一つです。
根本的に新しい保険ができたわけではないのです。
基本となる3つの保険の組み合わせを替えたり、それに付加する特約だけを新たに開発したりして、そのセット商品に名前をつけて販売しているだけのことです。
その特約も、実際は「転換」を勧めやすいように、どうでもいいようなものをさもお得なように見えるように付けているのが現状です。また、新しい保険、新しい保険と、すぐに乗り替えていくと、払った保険料の大部分が解約の時点で無駄になります。
「転換」「見直し」なんていわれると本質が見えなくなってしまいますが、実質はそれまでの保険を解約して、新しい保険に加入し直すことですから、ニーズに合わない乗り替え(つまり、勧められるままに判を押すこと)は、非常に保険料の無駄が多いということになります。本当に新しい特約に魅力があるのなら、加入中の保険に付加できないか、まず確認してみましょう。
ただし、できるのに「できない」なんてセールスの方がいないとも限りませんから、本社の相談センターなどに確認しましょう。