ソルベンシー・マージン比率 一覧
(2003.3月期決算)
ソルベンシー・マージン比率は、大きければ良いというわけではありません。
というのは、保有しているリスク(契約高が少ない場合や、ガン保険や変額保険などに特化している場合)が少ない場合、ソルベンシー・マージン比率が大きくなってしまう傾向が強いからです。
そこで、保有契約高とソルベンシー・マージン比率の相関を、一覧にしてみました。
ご覧いただくと、保有契約高が大きな生保より、保有契約高の小さい生保ほど、ソルベンシー・マージン比率が大きくなることが、ご理解いただけると思います。

以上のことからいえることは、ソルベンシー・マージン比率は、その大きさだけを気にするにするのではなく、比較する場合は、保有契約高など保有しているリスクとの兼ね合いからも、検討することが必要だということです。
そこからいえることは、一般論として
・ソルベンシー・マージン比率が小さく、保有契約高が一定の規模以下の生保
よりも
・ソルベンシー・マージン比率が大きく、保有契約高が一定の規模以上の生保
が安心ということでしょう。

保有契約高(億円)
5,000以下

10,000以下

30,000以下
50,000以下
100,000以下
300,000以下
500,000以下
1,000,000以下
1,000,000超













3,000%
以上

スカンディア
(13969.2%)

富士生命
(3158.0%)

2,000%
以上

チューリッヒ
(2830.9%)

共栄火災しんらい
(2359.6%)

日本興亜
(2743.1%)

日動生命
(2281.5%)

1,500%
以上

損保ジャパンDIY
(1898.2%)

クレディスイス
(1673.5%)

あいおい生命
(1995.7%)

東京海上あんしん
(1917.8%)

三井住友海上きらめき
(1549.2%)

1,000%
以上

ハートフォード
(1192.2%)

PCA生命
(1268.4%)

アイエヌジー
(1317.1%)

T&D生命
(1033.0%)

アメリカンファミリー
(1292.1%)

損保ジャパンひまわり
(1206.0%)

ソニー生命
(1354.2%)

AIGスター
(1267.6%)

アリコ
(1152.9%)

ジブラルタ
(1123.8%)

プルデンシャル
(1096.8%)

900%
以上

GEエジソン
(911.7%)

700%
以上

マスミューチャアル
(740.3%)

オリックス
(813.1%)

アクサ生命
(848.5%)

マニュライフ
(770.4%)

大同生命
(860.2%)

600%
以上

太陽生命
(681.5%)

富国生命
(650.5%)

安田生命
(617.6%)

日本生命
(630.6%)

500%
以上

第一生命
(543.5%)

明治生命
(532.0%)

400%
以上

大和生命
(406.4%)

三井生命
(410.4%)

住友生命
(497.9%)

300%
以上

朝日生命
(360.4%)



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