ソルベンシー・マージン比率は、大きければ良いというわけではありません。
というのは、保有しているリスク(契約高が少ない場合や、ガン保険や変額保険などに特化している場合)が少ない場合、ソルベンシー・マージン比率が大きくなってしまう傾向が強いからです。
そこで、保有契約高とソルベンシー・マージン比率の相関を、一覧にしてみました。
ご覧いただくと、保有契約高が大きな生保より、保有契約高の小さい生保ほど、ソルベンシー・マージン比率が大きくなることが、ご理解いただけると思います。
以上のことからいえることは、ソルベンシー・マージン比率は、その大きさだけを気にするにするのではなく、比較する場合は、保有契約高など保有しているリスクとの兼ね合いからも、検討することが必要だということです。
そこからいえることは、一般論として
・ソルベンシー・マージン比率が小さく、保有契約高が一定の規模以下の生保
よりも
・ソルベンシー・マージン比率が大きく、保有契約高が一定の規模以上の生保
が安心ということでしょう。
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10,000以下 |
30,000以下 |
50,000以下 |
100,000以下 |
300,000以下 |
500,000以下 |
1,000,000以下 |
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ル ベ ン シ | ・ マ | ジ ン 比 率 |
以上 |
東京海上日動フィナンシャル(7,256.8%) |
富士生命(3036.2%) |
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2,000% 以上 |
三井住友海上シティ(2281.3%) |
共栄火災しんらい(2126.5%) |
日本興亜(2679.2%) |
東京海上日動あんしん(2428.5%) |
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1,500% 以上 |
PCA生命(1670.1%) |
クレディスイス(1530.7%) |
あいおい生命(1950.6%) |
アクサ生命(1669.0%) |
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1,000% 以上 |
損保ジャパンDIY(1252.1%) |
アイエヌジー(1392.9%) |
損保ジャパンひまわり(1486.1%) |
ソニー生命(1453.3%) |
大同生命(1034.9%) |
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900% 以上 |
T&D生命(984.8%) |
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700% 以上 |
オリックス(817.8%) |
太陽生命(863.3%) |
富国生命(854.0%) |
日本生命(893.8%) |
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600% 以上 |
ハートフォード(685.6%) |
三井生命(654.6%) |
住友生命(673.5%) |
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500% 以上 |
マスミューチャアル(521.7%) |
朝日生命(560.3%) |
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400% 以上 |
大和生命(489.7%) |
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