ソルベンシー・マージン比率は、大きければ良いというわけではありません。
というのは、保有しているリスク(契約高が少ない場合や、ガン保険や変額保険などに特化している場合)が少ない場合、ソルベンシー・マージン比率が大きくなってしまう傾向が強いからです。
そこで、保有契約高とソルベンシー・マージン比率の相関を、一覧にしてみました。
ご覧いただくと、保有契約高が大きな生保より、保有契約高の小さい生保ほど、ソルベンシー・マージン比率が大きくなることが、ご理解いただけると思います。
以上のことからいえることは、ソルベンシー・マージン比率は、その大きさだけを気にするにするのではなく、比較する場合は、保有契約高など保有しているリスクとの兼ね合いからも、検討することが必要だということです。
そこからいえることは、一般論として
・ソルベンシー・マージン比率が小さく、保有契約高が一定の規模以下の生保
よりも
・ソルベンシー・マージン比率が大きく、保有契約高が一定の規模以上の生保
が安心ということでしょう。
保有契約高(億円) |
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10,000以下 |
30,000以下 |
50,000以下 |
100,000以下 |
300,000以下 |
500,000以下 |
1,000,000以下 |
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ル ベ ン シ | ・ マ | ジ ン 比 率 |
3,000% 以上 |
富士生命(3247.4%) |
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2,000% 以上 |
チューリッヒ(2211.3%) |
共栄火災しんらい(2535.4%) |
三井住友海上メットライフ(2140.9%) |
日本興亜(2837.2%) |
東京海上日動あんしん(2254.6%) |
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1,500% 以上 |
あいおい生命(1788.2%) |
損保ジャパンひまわり(1760.7%) |
ソニー生命(1576.0%) |
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1,000% 以上 |
ハートフォード(1078.3%) |
アクサ生命(1348.2%) |
AIGスター(1375.7%) |
大同生命(1120.7%) |
日本生命(1107.9%) |
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900% 以上 |
損保ジャパンDIY(948.0%) |
オリックス(961.2%) |
プルデンシャル(921.6%) |
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700% 以上 |
東京海上日動フィナンシャル(709.3%) |
クレディスイス(793.1%) |
アクサグループライフ生命(870.2%) |
太陽生命(989.7%) |
明治安田生命(991.4%) |
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600% 以上 |
三井生命(647.4%) |
朝日生命(645.6%) |
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500% 以上 |
マスミューチャアル(545.1%) |
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400% 以上 |
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400%未満 |
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10,000以下 |
30,000以下 |
50,000以下 |
100,000以下 |
300,000以下 |
500,000以下 |
1,000,000以下 |
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保有契約高(億円) |
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