●●●●● 3月のトピックス ●●●●●


日米保険協議で進展が・・・。
いよいよ来年1月には、第三分野の保険が外資系保険会社以外
にも解放される見込みです。

第三分野の保険とは?・・・・・・・・・・・・・・・・・

簡単に言えば、医療保険ガン保険介護保険の単品商品のことです。
皆さん気づいていたかどうか分かりませんが、これらの商品は現在、生命保険会社の場合、
外資系(当初は外資系で、現在は日本資本になってしまった生保を含む)のみにしか認められていません。
つまり、一部の生保しかガン保険を売っていないのは、実は日本の生保が
売りたくても売れなかったからなのです(ガン保険が儲からないから、外資系しか扱っていないと言うのは、その意味で大きな誤解です)。
日米保険協議とは?・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本の保険市場の開放を目的に行われています(自動車保険はすでに解放されています)が、生保関連については、米国側が解放に消極的で、予定どおり2001年に第三分野の保険商品が日本の生命保険会社に解放されるかどうかは、未定でした(つまり、ガン保険などを日本の生保に解放しないよう米国側が、今まで日本政府に圧力をかけていたわけです)。
そう考えると、ガン保険で有名な生保はもともと米国の会社というのもうなずけます。
今後の展開は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今のところ2001年1月にも、第三分野の保険商品が解放される見込みですが、まだ確定したわけではありません(今のところ、金融監督庁が解放に向けて準備を始めているということで、この後米国側がごねないとも限りませんので)。
ただし、この解放により、大手生保を含むほとんどの生保から
医療保険ガン保険介護保険の新商品が投入されることになると思われます。
したがって、これまで以上に商品のバラエティが広がり、選択肢も増えることになると思います。
お客様にとっては大きなメリットですし、生保会社にとってもガン保険などのシェアを大きく変えるチャンスとなるかもしてません(
ガン保険は、外資系A社が9割のシェアを持っています)。