●●●●● 7月のトピックス ●●●●●


生命保険のタネがないわけではないのですが、
5月に引き続きまして、
お勧めの書籍をご紹介いたします。

健康について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「「健康」という病(やまい)」米山公啓 著
(集英社新書刊)定価660円(税別)


いわゆる「健康」についての常識をうち破ってくれる本です。
健康が人生の最高の目標ともなっている現代ですが、健康って何なのか、真剣に考えてみるきっかけになるのではないでしょうか。
「健康になるために」「健康でないと」
という強迫観念こそが病気の入り口とうことを教えてくれています。


・スポーツは体にいいのか
・人間ドックは役に立っているのか
・理想体重は本当に理想か
・薬は効いているか
・ストレスは体に悪いか


いずれの解答も本書をご覧ください。
何にもしないよりは、した方がいいだろうと思って、スポーツをしたり、ダイエットをしたり、薬を飲んだり、健康食品を食べたり、人間ドックに入ったり、皆さんしていると思いますが、この効用はあまり科学的に実証されていないというのが現実のようです。


こういった健康に対する幻想が、医院や薬局、健康食品、スポーツジムなどの経営のためだけに役に立っているのが、現実のようです。
穿ちすぎでしょうか。


こう考えると、生命保険に加入する際の診査も大した意味がないようにも思えますが、健康を数値に置き換えることでしか客観的な判別ができないとすれば、致し方ない事のようにも思えます。
ただし、生命保険に健康体で加入できない人が不健康であるかというと、そうとはいえません。