ボール・緑7月30日(日)

千秋楽まで荒川ボビーだと信じて疑っていなかったのに...
まさか今日の公演が最後だったなんて、信じられません(;_;)
その上今まで舞台を観劇してきて初めてのアクシデントがあり、2幕は上演されないという状態!
これが荒川ボビーの楽になるなんて...悔やんでも悔やみきれるものではありません
倒れてしまった俳優さんに文句を言うつもりは毛頭ありません、でも最後まで演じることが出来なかった荒川さんを想うと切なくなります
(もちろんアンサンブルのみなさんも)

荒川さんのボビーを知らなければ、加藤さんのボビーになんの不満も感じることなく観ることが出来ていたのでしょうけど、今となっては荒川さん以外のボビーなんて考えられません!!
あの無邪気な笑顔が観られないこと...アンサンブルを巻き込んでの多彩なアドリブが...
一つ一つが走馬燈のように頭の中を流れています
「どーして荒川さんで楽が迎えられないの」そればかりが頭でぐるぐる回っています
わざわざ加藤さん戻ってこなくてもいいのに
このまま書き続けるとただのグチになっていきそうで...

加藤さんファンが見たら怒りだしそうな内容になってますけど、それくらいわたしにとって荒川ボビーは衝撃的でした
「ボビー・チャイルド」というキャラを深く広く魅せて下さったのはまぎれもなく荒川さんでしたし、アンサンブルのよさを無限に引き出して下さったのも...
この「CFY福岡公演」に最っ高の華を添えて下さいました

心の底からの感謝と劇場いっぱいの幸せを荒川ボビーへ...

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(01’05’30)
今更かなぁって思いましたけど、やはり書いておいた方が良いと思ったんです
この日の出来事...
1幕は普通だったんです、ただ荒川さんがものすごい汗をかいていたくらい(^^; それこそ滝のように
デッドロックにやってきて倒れ込むシーンがありますよね、そのあと起きあがったときボタボタッと汗が落ちて小さな水たまりが出来ていました。あまりの量にただただびっくり(@_@)
そして2幕、オーヴァーチュアーが終わる頃幕の後ろがちょっと騒がしくなりました。センター上手よりに人が集まってるんだろうなぁって事が想像できる状況です
#この時最前列センターだったんです
最初は機械の故障との放送でした、それからしばらくして出演俳優が倒れたので回復次第上演しますとの放送に変わりました
この時点で、一人で席についていることに耐えられなくなってしまい、友人数人とホワイエに出ていました
しかし劇場はこれといった騒ぎにもならず、ほとんどの方は席に着いたままでした
いらぬ心配でドキドキ・ハラハラしていたのは私たちくらい(^^ゞ
それからしばらくして、上演は不可能ということで別の公演日に振り返るか、返金にするか選んで下さいと言われ用紙が配られました
用紙は営業さん、俳優さんがみんなで配っていらっしゃいました、書き終えて劇場を出ると俳優さん達がずっと謝られていました
もうこれだけでも辛かったのにエスカレーター下フロアには男性陣が...舞台を続けられなかったみなさんの方がずっとずっと辛いでしょうにって思っているところに、すまなそうに謝られてしまってはもうどうしてよいやら分からなくて...(T_T)

当時は思い出すことも辛くてレポを書くことさえ出来ませんでした、時間がたって少しは冷静に思い出すことが出来るようになった気がします
ある意味、よい体験だったのかもしれません...約1年たってそう思えるようになりました(^^)
そしてこの時精一杯の対処をしてくださった、スタッフのみなさん・出演俳優さんすべてに感謝しています



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ボール・緑8月2日(水)

濱田さんが倒れられて、どうなることかと思っていましたがやはりこの日の公演には出演されませんでした
代役は「石川 ちひろ」さん、パンフのお稽古写真が載っている方なので一通りお稽古されているから大丈夫かなぁと思っていたのですが...
あまりダンスの得意な方ではないようです

ポリーのダンスが大幅に変更されていました。それでも振りが分からなくなっているところが多数ありました
加藤さんを始めとするアンサンブルのみなさんの懸命のフォローでなんとか公演を終了することが出来ました

観ていてこれほどはらはらした舞台は初めてです
石川さんも急な出演で大変だったことは十分伺えますが、それでももう少し踊れる方はいなかったのかと思ってしまいます
5日のマチネにもキャスティングされているようです
やはり1日2公演を濱田さんが演じるのは無理なのですね
千秋楽に加藤さんが戻ってきてよかったなぁと思いました

わたし自身2幕が始まるまでドキドキしっぱなしでした。無事幕が上がったときはほっとしました



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ボール・緑8月6日(日)千秋楽

とうとう来てしまいました千秋楽
このCFYは今までで一番座席に恵まれていたように思います
楽近くはすべて前方センターでの観劇。楽は最前列という場所で迎えることが出来ました
とってもとってもHappyな演目なのにどのシーンでも涙が出そうでこらえるのに必死でした
これがこの劇場での最後なんだからちゃんと観ておかないと!!
自分に言い聞かせながらの観劇でした
ストーリーについて書くことはほとんどなくなってしまいましたが、荒川さんが居たときよりアドリブが減ってしまったのが少し残念でした
ハリーから酒瓶を受け取るシーンや「Slap That Bass」での演技指導など荒川さんは周りと絡むことが多かったのでさらっと流してしまう加藤さんの演技は物足りなく感じてしまいました
逆にアンサンブル同士のアドリブの掛け合いはタイミングもバッチリですごく楽しかったです
やはり一番は楽屋のシーン(*^^*)
一通りの決まり事もこのころはほとんど無視していたんじゃないかと思うくらい...
かろうじてワイアットとハリーは振りのあわせをしていましたが、いつの間にか喧嘩になっているしミンゴが仲裁に入ろうとして無視されるしと大忙しここで何を話しているのか隠しマイクがほしいくらいですもの

「Stiff Upper Lip」で気がついたことがありました
ワイアットの靴ってタップシューズじゃないんですね。普通のジャズダンスシューズでした
でも力一杯タップを踏んでいらっしゃいました<田邊さん(^^;
田邊さんって踊り方に特徴があって観ていてもすぐに目がいってしまいます
すごく「魅せる」踊り方をされるんですよね
とっても格好良いです。あと何年かすればきっと素敵なボビーを演じるんだろうなぁと思わせて下さいました。(あとはアドリブのセンスを磨くだけ?)

ハリーの池田さんも始めの頃はあまり目立っていなかったような...
後半はアドリブが増えてすっごくおもしろかったです
荒川さんがボビーの頃はカウンターでのやりとりでずいぶんアドリブを振られて始めのうちは戸惑っていらしたようですが、そのうちちゃんと対応できるようになっていらっしゃいました
CFYが2作目の出演のようですからこれからがとっても楽しみです

いつまでも鳴り止まない拍手がこの作品のすばらしさを物語っていたように思います
最後に幕に映し出された you ageinの文字にCFYらしい遊び心とあったかな想いを頂きました

最後は大泣きしてしまってカーテンコールにスタンディングすることすら出来なかったわたしをいろんな方が心配して下さいました
そんな沢山の方達と出会えたのもこのCFYでした
心の底からありがとう(*^^*)、そしてどこで再演されても必ず行くからね!



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