ボール・緑7月5〜7日(金、土、日)

1000回記念公演があり、千秋楽がありと忙しい観劇でした^^;
記憶のほうはかなりすっとんでしまって...言い訳にしかなりませんがレポはこの公演で思ったことをつらつらと書いてみたいと思います
今まで以上に読みにくいと思いますがご了承くださいねっ
と、最初に布石を打ってみたり(笑)

まず1000回公演はちょっとしたハプニングがいっぱいでした、でもそれも笑いにかえてしまえるのは流石ですね
ボビーがカウンターの上で酒ビンを取るところでおもいっきり取り損ねてカウンターから落としてしまったんです
それからちょっと困ったようにビンを拾い上げコルク栓を抜くところから始められました
そのとき拾い上げたビンを大切そうになでる仕草がなんともいえず可愛らしかったです(=^^=)
ほかにはちょこちょこセリフをかんじゃう方がいたりしましたけど、そんなことまったく気にならないくらい素敵な舞台でした
特別カーテンコールの内容はイベントページにアップしてありますのでそちらを参照してください

千秋楽は盛り上がりました(=^^=)
福岡のときはここまでくるのにいろんなハプニングがあったこともあり、どのシーンも涙が止まらなかったんですけど
名古屋ではこの場所にいられたことに心底満足して、たま〜に涙がこぼれることもありましたけど終始笑いながら観ていることが出来ました
そしてどちらかといえば笑いすぎでお腹と顔が引きつっちゃったくらいですからね^^;
カーテンコールは相変わらず長くて幕の間からボビーとポリーが出てきたりしました、それでも鳴り止まずボビー一人が舞台に残りちょこっとタップを披露してくださって終わりました

今回は気になった方の感想をまとめてみました

 ボビー=荒川さん

パンフには荒川さんお一人しか名前がなかったのに最後まで出演されるか常に心配していました
だけど1000回公演も楽もちゃんとお見かけできてとっても幸せでしたね

楽の「I Can't Be Bothered Now」はみているこちらにも楽しくって嬉しくってしょうがないって気持ちが伝わってくるんです
そんな荒川さんを見ることが出来て幸せだなぁってしみじみと思いました
歌については絶好調とはいえない日が多かったと思います。好きだからこそ辛くなることも多々ありました
だけどそれをカバーして余りある演技に毎回笑ったり、切なくなったりさせられていました
一番好きだったのは「Shall We Dance?」のあとポリーと劇場でのやり取り!
もう可愛らしいの一言につきるんです、次にどんなセリフを言うのかなんてほぼ完璧に頭に入っているにも関わらず笑えるし、うなずけるし、バカだなぁって思えるんですね
ポリーの足を踏んじゃっているのに気づかず「うん?」って頭を傾けて覗き込むところなんか最っ高に可愛くっていとおしくって
バカみたいにへらへら笑っていましたね^^;
それとデッドロックにやってきたときまるで酸素不足の水槽に入れられた金魚さんみたいに口をパクパクしているのも可愛かったなぁって思います

歌のナンバーとしては一番の「They Can't Take That Away From Me」
だいたい上手で観ることが多かったので歌っている後姿ばかり見ていました、それも素敵で大好きだったんですが楽で下手に座りポリーに優しいまなざしを向けて歌っている姿を見てすごく切なくなりました
こんなにも一途に一人の人を愛せるものなんだなぁって、この街にやって来た当初は頼りなかったのにいつの間にか強さを身につけたこと立ち去るときの背中に見受けました。わたしはその背中が大好きだったんです(=^^=)
そして「Nice Work If You Can Get It」で踊るころはもうめちゃくちゃカッコよくなっているんですよねぇ
「ポリーー!!」って叫ぶところなんか最高です、頑張れって応援したくなっちゃいますから

「この日が来るのを信じていたよ」を聞いたときは万感の思いがあふれてきましたね
何度聞いても大好きなセリフですが楽に聞いたときが一番胸に響きました、いろんな意味でわたしも思ったことですから(#^.^#)
荒川さんのボビーに出会えて、本当に幸せでした

 ジュニア=平田さん

福岡で観ていたころはそれほど気になってはいなかったんですよ^^;
なのにこの名古屋では最初っから気になってしまいました、正確には目が追ってしまうってところでしょうか
とにかく仕草の一つ一つが可愛くて可愛くて何をやってもおかしいんですもの
毎回微妙に違っていて笑えたのはシーラとのお遊び♪
ガールズがデッドロックにやってきてすぐにシーラの羽飾りを吹きながらず〜っとついて回るんですよね、これがたまに指にくるくる巻きつけたりだったりしましたね
そのうちシーラも肩を回したりして一緒に遊ぶようになってました
このシーンはどこでもそれぞれ思い思いにガールズと交流してましたから見所いっぱいだったんですけど、大体いつもジュニアを見ていましたね
それとなぜか毎回笑えたのは倒れたボビーを起こすところ♪
すごく頑張って抱えあげているのに全然上がらない^^; このときのすごく頑張っている姿は可愛かったです
そしてポリーだとあっさり飛び上がっている姿に納得いかない様子にも(笑)
いつもピートにとりなされてました
あとは2幕の銃撃戦、始まる前からニッコニコの笑顔なんですよね、やる気満々って感じ
見ているこちらがあきれるくらい(^^ゞ でも誰よりも楽しそうでみているこちらも楽しかったですね
楽のときポリーの「誰か議長をやってくれない」で手を上げていたのでジュニアもやる気なんだって思っていたのによ〜くみてみるとシーラが下から持ち上げていたんです
ボビーの登場で騒ぎが収まるとシーラの手をつかんでさら〜っとはたいたんです^^; 要らぬお世話だったようですね
『ヒゲ』をみたときにはと〜ってもびっくりしましたけど、福岡に続きお目にかかれてよかったって思いました

 サム=道口さん

ちゃんとしたセリフなかったんですよねぇ^^;
だけどボーっとしているようで意外とちゃっかりさんだと思いました
その訳は偽ザングラーさんが「やるのかやらないのか。わしは忙しいんじゃ!」って言ったとき一番奥にいたのにものすごい勢いで走ってくるところや、パッツィーに振りを習うとき最後まで「もう一回!」ってアピールしているところなんかね
「Slap That Bass」の前に下手で振りの確認をしているところは毎回おかしくって必ず見ていました
最初のうちはジュニアがよくいぢわるしてましたけどそのうちピートまでなかなか相手をしてくれなくなっていてそれがかわいそうなんですがおかしくて^^;
ツボにはまって笑いを抑えることにいつも苦労してました
いてくださるだけで安心できる存在感は貴重だと思います、再演されたらまた『ぜひ、ぜひ!』ねっ(^^)

 ジミー=大谷さん

名古屋でもお見かけできて心底嬉しかった方のお一人ですね
役も同じで♪ スージーと並んで可愛らしいのはこの方をおいてほかに想像もつきませんから
人一倍声が大きくてアドリブセリフがよ〜く聞こえていました
それとペットのワニさん、いつの間にか出番が増えちゃって
パッツィーがやたらと気に入っていたように思います、あれで名実ともに「ジミーは爬虫類が好き」って伝わりましたね
この名古屋公演では前日予約をすることが多かったんですが、そこで取れる席って「I Got Rhythm」でお盆タップからずっとほぼ正面に観えるんですね^^;
人を惹きつける笑顔をされる方ですからいつも釘付けでした、まぁそれが楽しかったんですけどね
平田さん同様『ヒゲ』姿にはびっくりでした、でも意外と似合っていてよかったです

 ハリー=池田さん

大谷さん同様いてくださって嬉しかった方♪
福岡公演ではあんまり目立たなかったんですけど、名古屋ではしっかり酒場を仕切ってました
ピートが三宅さんだったならあのホテル兼酒場の権力者は間違いなく彼でしょう^^; だぁって遠藤さんのほうがさすがに貫禄がありましたもん
みんなが集団で盛り上がるところで一人外れていることが多かったんですけど、一人でも楽しそうでした
「Slap That Bass」や「I Got Rhythm」や「Stiff Upper Lip」での動きが人一倍大きくて「ちょっと動きすぎ?」って思うこともありましたけどね
初日の楽屋ではよく遊んでくれるので見ていてとっても楽しかったです、誰にでも絡むから移動範囲も大きくて^^;
ふと気づいたのはザングラーさんが「ここにいるのは馬鹿な連中ばっかり」(ちょっと違っていますね^^;)と言ったときザングラーさんを睨んでいるんですよね
さすがにこんなこと言われれば誰だって怒りますわね
セリフは一つしかありませんでしたけど、カウンタにいてくれることでどれほど安心できたことか...ありがとうございました(=^^=)

 ビリー=澤村さん

顔の表情がと〜っても豊かでみていていつもおかしかったです
わたしが上手の前方に座ったときタイミングよく楽屋で遊んでくださいましたから、おかげで息が止まるくらい笑っていました

 ピート=遠藤さん

三宅さんとはまぁ〜ったく性格が違いますね、だからでしょうかすごく新鮮でした
ランクに近代演劇について質問されてペラペラ解説されちゃうのすごく納得できる頭の良い方って感じがしました
タップにも余裕があってすっごくカッコよかったです、中でもタイムステップの踏み方が(=^^=)
すごく大きくて見ているとつい首が動いてしまうんですよねぇ
周りの男たちをあきれながら見ている姿がとっても印象的でした
楽の日に「Slap That Bass」で『開いて、あわせて〜♪』とやったあとビリーと手を打ち合わせて喜んでいたのが可愛らしかったなぁって思います

 ワイアット=武藤さん

最初に観た時はなぜこの方がって思ったんです(^^ゞ
だけど回を重ねるごとに面白くなっていきました、楽前の2週間はどうしちゃったんだろうって思うくらい楽しそうで
中でもジミーとはとっても仲良しさんになってましたね
フォーリーズを劇場に送った後酒場の前に座り込んでジミーと話しているんですが、毎回ちょっとづつ違っていたようです
楽前は女の子の衣装やプロポーションのことでかなり楽しそうに語り合ってたみたい
そんな姿があまりにおバカで^^;
再演されたらまた観たいなぁって思えるようになりました

 エレイン=水井さん

出演されるなんて思ってもいなかったのですっごくうれしかったです
なにせパンフにお名前なかったんですから^^;
とっても気の強いお姉さまって感じがしました、ムースに踊らなくていいって言ったボビーにかなり激しくくってかかっていましたから
つんとすました笑顔が素敵でした

 スージー=鍋谷さん

CFYに絶対欠かせない方ですよね
一番好きだったのは「Stiff Upper Lip」でジミーがベッツィーを抱っこして下ろしたときの対応の仕方
怒ってみたり、ふくれてみたり、わたしも〜ってアピールしてみたりとバリエーション豊かだったんです
中でもほっぺたを膨らませて怒る仕草はと〜っても可愛らしかったです、そしてそんなスージーを一生懸命謝りながらなだめているベッツィーも可愛らしかったです
原因を作ったジミーはあっという間にいなくなっちゃうのにね^^;

 ベラ=丸山さん

タップはかなり怪しかったですが^^; 笑顔と演技はと〜っとも可愛らしかったです
ビリーに連れ去られちゃったときの絶叫はすばらしかったですもん
いつからかビリーがワイアットとテスの取り合いを始めると「わたしはどうなるの!ビリーーー!!」って叫んでいるんです
それもかなりのオーバーリアクションで^^;
彼女の中ではビリーは「わたしのことを好き」なはずなのにテスに声をかけるなんてもってのほかなんでしょうね
そのあとこの騒ぎが冗談だったことを知りかなり怒っていました
あれだけ驚かされたというのにあっさり「カッコよかったぁ」って喜んでるパッツィーの変わり身の早さのほうが不思議でした(^^ゞ

終わってしまったことが寂しいって言うより、この2ヶ月間とにかく楽しくってそんな舞台を見せてくださったみなさんに『ありがとう♪』って気持ちでいっぱいなんですね
この公演でキャストがどんな風に替わっても好きな作品なんだってことも実感できましたし(=^^=)
次はどこで再演されるんでしょう、まぁどこで上演されても必ず見に行きますけどね♪
まずは一休みってところです^^;

−余談−
先日テレビを見ていたらストッキングの話がありました、そこで発売当初は後ろに縫い目が筋のように残っていたとの話が出てたんです
それでふと思い出したんですが女性陣が初日の舞台ではいていたストッキングにも筋がありましたよね
どなたか忘れましたが楽屋でパッツィーの筋の位置を直してあげてたくらいですから
この時代のストッキングには縫い目があったからわざわざああいうストッキングを使用していたんですねぇ
偶然でしたがこのお話を聞けてよかったです(^^)v



バック