K-ra-zy For You

 ザングラーさんに自信作のタップを披露するときに歌っています
 すっごく邪険にされてもひたすら頼み込みなんとか披露するに至るのですが荒川さん・加藤さんともにそれはそれは楽しそうに踊られます、踊りが大好きなボビーの気持ちがよく分かるシーンです
 でもちょっと詰めが甘いから最後に思いっきりザングラーさんの足を踏んでしまって怒らせてしまいます



「踊りたい」妄想

 勝手なタイトルをつけています(^^;
 正しいタイトルはI Can't Be Bothered Nowです
 車からぞくぞくとピンクのチュチュを着たフォーリーズが出てくるので舞台の上は「ピンク」色
 ほんの少し前までお母さんとアイリーンに挟まれおろおろしていた人とはまるで別人のように楽しげなボビー
 「踊りたい」って気持ちをストレートに表現するとこんな風になるんだぁってしみじみ思いました



デッドロック朝の風景

 ミンゴ・サム・ムースが車でやってきます
 この時歌っているのが Bidin'My Time です
 どうやらこの三人は街に住んでいるのではなく近くでテント生活をしているらしいです
 ここからアンサンブルのアドリブがおもしろいです
 ジミーの死んでる蛇の扱い、ジュニアの窓掃除といろいろあります
ボビーの登場まで見所いっぱいの大好きな場面です



ボビー、デットロックへ到着

 街まで徒歩1時間(^^;
 都会育ちのボビーには辛かったのでしょう、よれよれでふらふらしながらやってきます
 ここでの荒川さんボビーはホントいろいろアドリブがありおもしろかったです
 劇場の柱にぶつかりなぜか柱に謝っていたり、胡散くさげに見ているデッドロックの男達に助けを求めるかのようにふらふらよっていってはさけられたりと、可愛らしいです
 最後は舞台中央にばったりと倒れ込みます
 この後ポリーに一目惚れして歌うのが Things Are Looking Up です



酒場での告白他

 酒場に着くと手荒い出迎えが...
 ワイアットとビリーの一騎打ち
 この時の驚き方が荒川さん・加藤さんともに可愛らしいです
 そしてポリーがやってきます、ここからのシーンたまらなく好きなんです、街にやってきたときに見かけ一目惚れしていますからなんとしてもその気持ちを本人に伝えたい、思わずとった行動は「キス」
もちろんポリーは怒り心頭
 おもわず出たセリフは「なにすんのよ!」その後唇を消毒するためお酒を受け取りラッパ飲み、男勝りなポリーらしい豪快な飲み方
ボビーも負けずにお酒を注文、しかしバーを滑ってくる酒瓶をつかめずやり直すこと3回
 このシーンは荒川さんボビーが最っ高におかしかったです
 取り損ねたことがすごく恥ずかしいらしく周りの男達に照れ笑いをしたりハリーに握手を求めたり、ネクタイで汗を拭いてみたり日替わりでした、加藤さんは抜いた栓がのどに詰まりワイアットに背中を叩いてもらっていました
 荒川さんはご自分で叩いていました
 ポリーに「し〜あ〜わせに〜してみせる♪」と歌うときの幸せそうな顔
 対照的なポリーの顔と合い余ってすごくほほえましいです
 ポリーを呼び戻す辺りから始まるナンバーは Cluld You Use Me ? です



Shall We Dance?

 荒川さんボビーから伝わる「一緒に踊りたい」オーラが大好きでぼーっと見入ってしまいます
 踊るつもりなんて全然なかったポリーも最後はとっても楽しそうに踊っていました
 お気に入りのシーンは帰ろうとするポリーを追っかけるところ、彼女の前に回り込み必死でお願いしていました、またあきらめて立ちつくす彼女の隣で気合いを入れるかのように両手をポケットに突っ込み引き上げる仕草めっちゃくちゃ可愛いです by荒川ボビー



夜の劇場

 寂れてしまった劇場で語り合うふたり
 一つ一つの仕草がとてもほほえましく、可愛らしくて大好きです
 ここでも荒川さんのボビーは日替わりで楽しませて下さいました
ポリーに「東部の人ってみーんなあなたみたいにお目出度いわけ」って言われてコツンってポリーの頭をこづいてみたり、困ったように笑ってみたりその時のポリーの仕草で違うんです
 ほかにもザングラーさんに披露したタップをやって、ポリーの足を踏んでしまい自分の足を叩いて落ち込んでいたり...
 キリがありません(^^;
 ザングラーさんに化けることを思いついたときの加藤さんは悪ガキのような笑い方されてましたなかなか可愛らしいです



フォーリーズ登場

 このフォーリーズの登場シーン大好きなんです
 一列に並んだシルエットが舞台中央に浮かぶんです
 とっても綺麗でこれから始まるナンバーにワクワクします
 テスの合図でダンスが始まりますがその前からいろんなところでおこなわれている男達との絡み
 目がいくつあっても足りません(^^; サムとミンゴによるハンカチの取り合いやジミーとスージーのやりとり(これがとってもおかしくって可愛らしいんです)ジュニアはシーラの飾り羽根を吹き上げて追い回すし、もうみんなやりたい放題
 ダンスが終わる頃にザングラーさんに変装したボビーが意気揚々とやってきます
 ここではGirls Enter Nevadaが流れます



ニセザングラー騒動

 ここには笑いのツボがいっぱいありました
 最初はザングラーに変装したボビーにポリーは心からの感謝を伝えます、その時ポリーの手にキスするつもりが間違えてエベレットにキスしてしまうんです、これだけでも十分に笑えますがなんとエベレットはキスされた手を大事そうにするんです(^^;
 あまりの可愛らしさに何度観ても笑ってしまいます
 その後ランクとのやりとりも駄洒落いっぱいで楽しいです
 それとパッツィーの天然ボケなせりふも
 わざわざザングラーに変装しているのに「ボビー」って呼びかけちゃって、テスに怒られてました
 ここでのお気に入りはジミーとワイアット(^^)下手すみに座っているのですがニセザングラーからもらった巻きたばこをもてあそびながら話しています、少しだけ聞こえてくる会話を聞き取ろうといつも必死になっていました(^^;
 ほかの男達もそれぞれ女の子の話で盛り上がっています
 だから舞台で踊らないかって呼びかけても無関心
 なのに「女の子と一緒に」の一言で先を争うように劇場に飛び込んでいく姿も思いっきり性格現れておかしいです
 一人残ったポリーが歌うSomeone To Watch Over Me
 恋を夢見る女の子って感じで素敵な歌です



ダンス教室

 舞台は一転してザングラー劇場へ
 ロビーをお掃除したりと忙しそうです、パッツィーに連れられてミンゴ・サム・ムースがやってきます、振りを教わっているのですがちょっと首をかしげたくなる感じ(^^;胸に手を当てる振りでは3人とも思いっきりパッツィーの胸に触っちゃうし...芝居のことで電話もかかってきますが『徒歩1時間』の言葉にプッツリ切られちゃってました
 この街の住人には大したことないんでしょうけど普通は...嫌ですよね(^^ゞ
 劇場内ではボビーが男達に振りを指導していますがあまりの覚えの悪さに頭を抱えていました、中でもムースはひどくて「踊らなくていい」なぁんて言ってしまいみんなに猛反撃をくらっちゃいますそこで目についた『ベース』これを弾かせますするとめちゃくちゃうまい!側にあったロープを使っての振りを思いつきます
 ここから始まるナンバーが『S&D』でも使われていましたSlap That Bassです
 フォーリーズと踊るまでの男性陣のワクワクした雰囲気が可愛くて大好きです、すっごく仲良しなんですよ互いにどの子が可愛いか話し合っているようです中でもハリーとワイアットは【にじゅ〜まる】な仲良しさん(*^^*)
 荒川さんのボビーは男達のテンションが上がってくると自分も楽しいらしく始終ニコニコポリーにもニッコニコの笑顔を向けていらっしゃいました



アイリーン登場

 お昼を取りに全員が劇場を後にします
 そこへやってきたのはアイリーン、しっかり変装もばれちゃいます
 キスされているところにポリーがやってきてしまい荒川さんはキスされたまま、まるでサイレンのようにうなるは両手もサイレンのように回していらっしゃいました...とーっても可愛い♪
 ランクとのやりとりも洒落がい〜っぱい
 ポリーが歌うEmbraceable Youはニセザングラーへの愛情がいっぱい、困っているけど一応は自分のことなのでいっか(^^;みたいなボビーとのダンス、とっても魅力的で可愛らしいです
 最後のキスシーン、二人を照らす照明がハート型になるのも素敵です



初日の楽屋

 このシーン大好きです(*^^*)
 上手が男性陣、下手が女性陣です 一通り決まり事があるそうですが楽近くはアドリブがいっぱいになっていました
 振りの確認をしていたはずなのにいつの間にやら喧嘩になっているハリーとワイアット、そしてミンゴ・ピートを巻き込んでの大騒ぎ、ここからの言い争いネタは毎回違っていました、衣装についてが一番多かったような...一番の問題児はハリーとワイアットだったような(^^; 一生懸命止めようとしているミンゴの話を聞かないし、ピートにいちゃもんつけるしで騒ぎはどんどん大きくなるんです(^^;
 一度でいいからすべてのやりとりを聞かせて!って思ってしまいました
 もちろん女性陣も楽しそうなんですけど、男性陣のメチャメチャなはじけっぷりにはかないませんもの(*^^*)



I Got Rhythm

 お客さんが来た!と喜んで外に飛び出したのに、やってきたのはガイドブック作成で訪れたイギリス人夫婦だけ
 みんなの落ち込み具合も相当なものですが、ボビーの落ち込みようはものすごく大きくて...セリフで「お客が一人もいないんじゃ」みたいなものがあるのですが、この福岡公演の前半はホントにお客さんが少なくてボビーのセリフに現実味がありすぎて辛かったんです(;_;)
 その後ポリーが気持ちよく言い切ってくれるからいっつもこの辺りから涙が出てしまうんです「お客がいなくてもいいじゃない!」って(^^)
 今までの成果を披露するかのごとくみんな歌って踊ってすっごく楽しそう(*^^*)弾けきってます、そこかしこでお遊びがあってどこを観ていればいいのやらいつも困ってしまいます、でも一番好きなのは屋根の上で踊っているミンゴ!屋根ってあんまり広くないのに動きが大きくて落ちちゃうんじゃないかってハラハラするんですけど、楽しくてたまらないって笑顔されるからこちらもへら〜って顔して見てしまいます(*^^*)
 一幕最後がこの歌でよかったなぁって思います、『幸せ』を形にしたこんな感じかもしれませんね